『インディ・ジョーンズ』がリブート?「配信ドラマがいいと思う」と脚本家

ハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ』シリーズがディズニーでリブートされる?ネットでは噂がにわかに持ち上がっているが、シリーズの脚本家デヴィッド・コープの見立てによれば、当面の間は動かないという。
フォードによるインディ・ジョーンズの冒険は2023年の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で完結。興収面では苦戦し、有終の美とまではならなかったものの、82歳となったフォードは同役から卒業することとなった。
ネットのスクーパー情報によると、ルーカスフィルムは本シリーズを「しばらく寝かせたのちにフルリブートする」という。真偽のほどは不詳だが、新たな俳優がインディ・ジョーンズを演じる可能性があるようだ。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)と『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で脚本を手がけたデヴィッド・コープ(最新作は『ジュラシック・ワールド/復活の大地』)は米The Hollywood Reporterにて、『インディ』シリーズの今後について知っている情報をシェア。ハリソン・フォード版は「継続とはならないと思います」と述べた。「そこは明確ですね。ハリソンも“もうやり切った”と言っていますから」。
再始動に向けては「誰かが新しいアイデアを作らなかればいけない」としつつ、「配信ドラマとして観るならいいかもしれません。配信なら、インディ・ジョーンズのような連続冒険活劇にピッタリです」とドラマ化のアイデアを支持。シリーズ化できれば作品と相性が良いと考えているようだ。
「彼ならシーズンを通してのゴールも作れるし、『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』のように、毎週ストーリーをまとめなくていい」。今なら、ディズニープラスという最適なプラットフォームがある。実現すれば、『スター・ウォーズ』やマーベルに並んでディズニーの目玉シリーズとなりそうだ。
ただしコープも「しばらくはそのままにされる予定だと思いますよ」とコメントしており、やはりしばらくは休眠となる模様。本当にリブートするのなら、長年続いたハリソン・フォードの印象を落ち着けてからとなりそうだ。
フォードによるアイコニックなキャラクターを継承した例としては、『スター・ウォーズ』の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)がある。オールデン・エアエンライクが若きハン・ソロを演じたが、不遇というべき結果に終わった作品だ。果たして、次は一体いつ、誰がインディの鞭を握ることになるのだろう?
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Source:The Hollywood Reporter