『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』マッツ・ミケルセン吹替は井上和彦に決定 ─ 中村悠一らの参戦も明らかに

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で、マッツ・ミケルセンの日本語吹替声優を井上和彦が務めることが発表された。また、クレーバー(ボイド・ホルブルック)役として中村悠一の参戦も明らかになっている。
本作では、インディ・ジョーンズ役に村井國夫、インディと行動を共にするヘレナ役に坂本真綾、アントニオ・バンデラス演じるレナルドには大塚明夫、シリーズではおなじみの発掘屋サラーを宝亀克寿、インディや、ヘレナと行動を共にする少年テディに木村皐誠という5人の吹替キャストが発表されていた。
新たに、マッツ・ミケルセンが演じるインディの宿敵フォラー役には、これまでマッツ・ミケルセンの声を度々担当し、ファンからも待望の声が上がっていたベテラン声優・井上和彦が決定。そのフォラーの手下で、予告編ではバイクに乗ってインディを追い詰める場面も印象的なクレーバー役には、「アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役などを務める人気声優・中村悠一が起用された。
さらに、クレーバーと共にフォラーの下で働く屈強な部下ハウケ(オリヴィエ・リヒタース)役に、『アクアマン』の主人公アクアマン役などでおなじみの安元洋貴。インディを追う謎の捜査官メイソン(シャウネット・レネー・ウィルソン)役を「約束のネバーランド」クローネ役等の藤田奈央が担当することも発表となった。
井上は、「フォラー役のマッツさんはノリに乗ってるな〜と思いました。とにかくテンション高く演じられていて、マッツさんもインディ・ジョーンズの世界が大好きなんだろうなと感じました。」と語る。度々マッツが演じてきたキャラクターに声をあててきた井上から見ても、本作の彼はまた一味違うものになっているようだ。さらに「私も昔から何度も観ている大好きなインディ・ジョーンズの世界の一員になれて大変光栄に思います。これぞインディ!と言うシーンが次々に出て来て思わず拍手してしまいました。最初から最後までドキドキハラハラのインディの世界をあなたも堪能してください!」とアピールした。
中村は、自身が演じたクレーバーについて「なぜか不思議と憎めない部分もある人物の印象です。吹替える際も、怖い反面愛嬌的なものが感じられれば面白くなるかな?など考えたり…。あとはドイツ語がかなり苦戦しました!!!」とコメント。中村が苦戦したというドイツ語や、クレーバーが本作でどんなアクセントをもたらせてくれるのか必見だ。そして「年を重ねてもなお探求心を忘れないインディを、是非劇場で楽しんで下さい!」と、本作を楽しみにしているファンに向けてメッセージを送った。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2023年6月30日、全国劇場にて公開。