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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』キャプテン・アメリカが傷ついたスーツを着続けている理由

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編で、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカはところどころが擦り切れたスーツを身に着けている。スーツを着ていると、キャプテン・アメリカにとって「ある不都合な事実」があるにもかかわらず、なぜ彼はスーツを着用し続けるのか? その答えを、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが2017年夏のインタビューで明かしている。

注意

この記事には、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)のネタバレが含まれています。

傷ついたスーツが象徴するもの

キャプテン・アメリカは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で遂に自身の象徴とも言うべき盾を捨て、政府に追われる身となった。スーツを着ていれば、彼を追う者にとってはキャプテン・アメリカであることが一目瞭然だ。

「スティーブはどうしても盾を捨てなければいけなかった。少しだけ自分のために行動したんです。それでも誰かの役に立つことは彼の本分ですし、ある程度正気を保っておくためには秩序の中で動かなければいけない。そんなふうに頭を働かせて、自分にできることをしなければいけないんです。。
ブラック・ウィドウにも似たようなところがあって、キャップとはお互いに助け合っていると思います。特に『シビル・ウォー』で生まれた、一種の喪失に直面する中ではね。彼は任務を遂行しているけれども、本当は誰にも向き合っていない。(ボロボロのスーツは)傷ついた人間というものを象徴しているんです。だから擦り切れて、破れているんですよ。」

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦で活躍を見せ、おおいに祖国への貢献を見せた。しかし『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)では、政府組織S.H.I.E.L.D.がヒドラに侵食されていたことを知り、国家や組織というものを信用しなくなる。そのため『シビル・ウォー』ではソコヴィア協定に反対の立場を貫き、賛成の立場にあるアイアンマンやウォーマシンといった、かつての仲間とシビル・ウォー、まさに内戦を繰り広げているのだ。

クリス・エヴァンスによれば、こうした経験を通じてキャップにある感情が芽生え始めているのだという。「キャップは歳を重ねるにつれて幻滅してきています。映画のたびに、この世界は、こうあってほしいと自分が望んでいるようなものではないのだと学んでいるんです。」

擦り切れたスーツは、彼の辿ってきた過去、そしてその過程で受けた傷そのものだ。清廉な心を持ちながらも世界に少しずつ幻滅し始めているキャップが、再び希望を取り戻すことはあるのだろうか……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2018年4月27日より全国ロードショー

(文:まだい)

Source: Collider

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THE RIVER編集部
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