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ホイットニー・ヒューストン伝記映画の予告編が米公開 ─ 伝説のスーパーボウル国歌斉唱を見事に再現

世界中を魅了した歌姫、ホイットニー・ヒューストンの伝記映画『 I Wanna Dance With Somebody(原題)』より初の予告編が公開された。圧巻の歌声に酔いしれよう。

本作は、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」「アイ・ハヴ・ナッシング」など数々の名曲で知られる歌姫ホイットニー・ヒューストンのキャリアを描く作品。同じくアーティストの伝記映画である『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)も手掛けたアンソニー・マクカーテンが脚本・製作を手がける。

予告編では、ナオミ・アッキー演じるヒューストンが母親の代役としてステージに立ち、プロデューサーのクライヴ・デイヴィス(スタンリー・トゥッチ)からそのスター性を見いだされる様子が描かれる。やがて自分の歌声や音楽に対し「黒人らしくない」という批判受けるが、ヒューストンは「私は黒人の歌い方を知らないし、白人の歌い方も知らない。でも私は歌い方を知っている」と断言。様々なハードルを乗り越えながら音楽業界を駆け抜け、そして‟伝説”といわれる1991年スーパーボウルでの国歌斉唱が完全再現される。演じるアッキーの衣装から表情に至るまで本物そっくりで、スクリーンの中でスタンディングオベーションして熱狂する観客たちとともに、ヒューストンの最も象徴的な瞬間を体験できそうだ。

出演者はホイットニー・ヒューストン役のナオミ・アッキー、クライヴ・デイヴィス役のスタンリー・トゥッチのほか、父ジョン・ヒューストン役にクラーク・ピータース、母シシー・ヒューストン役にタマラ・チュニーという顔ぶれだ。

監督はハリエット・タブマンの伝記映画『ハリエット』(2019)のケイシー・レモンズが務める。一時は『エブリシング』(2017)ステラ・メギーが監督を務めるとされたが、のちに降板。メギーはエグゼクティブ・プロデューサーの一人として名を連ねている。

映画『 I Wanna Dance With Somebody(原題)』は、アメリカで2022年12月21日に公開予定だ。

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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