ジェイク・ギレンホール、新作ドラマで「仮病の脳腫瘍患者」演じる ─ サンダンス映画祭で絶賛の気鋭監督が就任

『ナイトクローラー』(2014)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)などで知られるジェイク・ギレンホールが、サンダンス国際映画祭で批評家から絶賛された、A24配給による『Zola(原題)』のジャニツァ・ブラボー監督・脚本のドラマシリーズで主演・製作総指揮を務めることがわかった。米Deadlineが報じている。
米The New Yorkerに掲載されたイアン・パーカーの記事「A Suspense Novelist’s Trail of Deceptions(原題)」が原作。2019年2月に公開された同記事では、『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』(早川書房)を手掛けた作家A・J・フィン(本名:ダニエル・マロリー)の複雑な人生について描かれている。タイトル未定のドラマシリーズは、自分自身を脳腫瘍患者と偽り、死んでもない家族を悼むことで、周囲の同情を誘う男を捉えた物語。『ナイトクローラー』で狂気に駆られた男を怪演した、ギレンホールにとって相応しい作品となりそうだ。
製作総指揮にはギレンホール、パーカーの他、『ワイルド・ライフ』(2018)のリバ・マーカー、『ファントム・スレッド』(2017)のミーガン・エリソン、『バスターのバラード』(2018)のスー・ネーグル、『ゴールデン・リバー』(2018)のサミー・シェアなど、名だたる作品を担当してきた製作者達が名を連ねている。その他、製作時期などについては不明の為、続報に期待したいところだ。
なお、ブラボー監督は本作について、「主人公は病理学的に異常な白人男性」と語っている。「彼は空虚で、人を騙すことで孤独を満たしています。言うなれば、詐欺師的な存在ですね。本作は白人のアイデンティティと、観客として彼の行動をどのように受け入れられるのかを探求します」。
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Source: Deadline