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ジャレッド・レト、デンゼル・ワシントン&ラミ・マレックのスリラー映画に連続殺人鬼役で出演交渉中

ジャレッド・レト
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28316589680/

『スーサイド・スクワッド』(2016)ジョーカー役、『ブレードランナー 2049』(2017)などで知られるジャレッド・レトが、新作スリラー映画『The Little Things(原題)』にシリアルキラー(連続殺人鬼)役で出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。

本作はカリフォルニア州カーン群を舞台に、『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントン演じる保安官ディークと、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ラミ・マレックが交渉中と報じられたロサンゼルス市警の頭脳派刑事バクスターが連続殺人鬼を追うストーリー。ディークは「ささいなこと(little things)」に鼻がきき、事件の手がかりを巧みに集めるが、捜査のためなら規則を破ることも厭わず、バクスターは苛立ちを覚えていく。ところが、ディークには暗い過去があって…。

今回の報道によると、ジャレッドは出演交渉の初期段階にあるとのこと。もし出演が実現すれば、デンゼル&ラミに追われる殺人鬼というキーパーソンを演じる。徹底したメソッド演技で知られるジャレッドは、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)や『ダラス・バイヤーズクラブ』(2007)などで高い評価を受けてきた。殺人鬼役といえば、ジョン・レノンを暗殺した実在の殺人犯マーク・チャップマンを演じた『チャプター27』(2007)を思い出すファンも少なくないだろう。デンゼル、ラミとの共演にも大きな注目が集まるにちがいない。

脚本・監督は『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2017)『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019)のジョン・リー・ハンコック。プロデューサーは「ブレイキング・バッド」(2008-2013)「ベター・コール・ソウル」(2015-)のマーク・ジョンソンが担当しており、2019年9月の撮影開始が目指されているという。

マーベル映画『モービウス』は2020年夏米国公開予定

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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