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『ジョン・ウィック:コンセクエンス』上映時間169分は長すぎる?監督「これがベストだ」

ジョン・ウィック:コンセクエンス
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何かとタイパ(タイムパフォーマンス)が気にされる世の中だが、映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』ではどうか。上映時間は2時間49分(169分)、これはシリーズでもぶっちぎりで最長である。

1作目が101分だったことを考えると、まる1時間以上は伸びている。全編にわたって怒涛のアクションが繰り広げられる本作。米公開前にも、さすがにちょっと長すぎやしないかと見る向きもあった。

「そういう批判があるのなら、受け入れましょう」と、チャド・スタエルスキは米Digital Spyにて述べている。本作はオペラのような作品なのであり、長さは気にしたことはない、ということだ。

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「これがベストだと思える長さです。もっと長くしようともしたし、もっと短くしようともしました。(169分は)良い映画だと感じられる長さなのです。」

スタエルスキ監督は、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が長尺となったことを問題だとはみなしていない。編集段階ではこの長い映画を数百回は繰り返し観たというが、それでも「全く飽きない」と語ったこともある。「映像を観ても“まだ自分は映画に中にいる”と感じて、気が散らない。“いい加減に終わりにしてくれよ。もう観たくない”とは感じないんです」。

実際に『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、海外レビューでも「確かに長いが、それを補って余りあるほどの見せ場が満載」「長い上映時間も気にならなかった」「約3時間の上映時間の価値がある映画だった」と、長尺は気にならないとする評価が多数。ようやく公開を迎えた日本でも、配給のポニーキャニオンはX(Twitter)で「今回はジョンさんだけじゃなく、過去最強のヤツらが集結します。つまり本作はフルコースの料理。2時間じゃ食べきれないよ!」とアピールしている。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は見せどころたっぷりの作品なので、確かに169分の上映時間はもっと短く体感できることだろう。ただしトイレは上映前に済ませておかないと、コンセクエンス(因果応報)が訪れるので気をつけて。

Source:Digital Spy

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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