『ジョン・ウィック』新たなドラマが進行中、「ジョン・ウィック抜き、違うキャストと物語で」と監督

映画『ジョン・ウィック』シリーズより、新たなドラマ作品が製作されていることがわかった。チャド・スタエルスキ監督が明かしている。
シリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』をもって、ジョン・ウィックの物語は一区切りがついた。その一方で、ユニバースは拡大の一途を辿っており、スピンオフ映画『バレリーナ(原題)』が2024年6月に公開される予定。
2023年9月には、シリーズ初のドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」も配信となった。スタエルスキ監督は、同作に続くドラマの製作を米Colliderに明かしている。
「信じてください。ピンと来ているアイデアは全て、脚本家たちが今取り組んでいます。もし明日、どれか一つをやりなさいと言われたら、“おお、いいね。最高な一年の過ごし方だ”と言ってそうするでしょう。全てクールなアイデアで、それをどう実行していけばいいのかのアイデアもあります。続けることの楽しさってそこにあるんです。『ジョン・ウィック』のテレビドラマも作りますし、頭の中では前に進み続けていますよ。」
複数の企画の存在が示唆されているが、一つには『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場した元殺し屋のソフィアのスピンオフが考えられる。演じたハル・ベリー自らがその可能性について語っていたほか、スタエルスキ監督も話し合いに臨んだことを明かしていたのだ。
また、スタエルスキ監督は『コンセクエンス』から派生する物語にも興味を示していた。ドニー・イェン演じるケインとリナ・サワヤマ演じるアキラのスピンオフだ。これには演じたイェンとプロデューサーのエリカ・リーも意欲的な姿勢でいる。
現在取り組んでいるという新たなドラマ作品にゴーサインが出た暁には、「いくつかのエピソードで監督をやってみたい」とスタエルスキ。「映画で試せなかったことに挑戦するのは楽しいと思う。ジョン・ウィック抜きで、違うキャストと物語をやるなんて、楽しい挑戦になりそうです」と語った。
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Source:Collider