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『ジョン・ウィック4』キアヌ・リーブス&ドニー・イェンの戦闘シーンは「日本刀、拳銃、ライフル、犬」何でもアリになる模様

ジョン・ウィック:パラベラム
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キアヌ・リーブス主演のアクション・ノワール映画『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『John Wick: Chapter 4(原題)』では、伝説のカンフー・アクションスターである“宇宙最強” “ド兄さん”ドニー・イェンとキアヌの格闘シーンに期待しよう。この胸熱共演について、チャド・スタエルスキ監督が熱く語っている。

シリーズ第4弾でイェンは、リーブスふんするジョン・ウィックさんと同じ敵を持つ“旧友”として登場すると伝えられているが、サンディエゴ・コミコン2022で初公開された予告編では、ド兄さんVSキアヌさんの戦闘シーンが登場。そのシーンでは日本の将軍の兜や甲冑、屏風が配置された無機質な部屋で、スーツに身を包んだ2人が日本刀と銃を手に、切れ味の良い華麗なるアクションシーンを繰り広げている。

そんな、アジアとハリウッドを代表するアクション俳優による戦闘シーンの演出について、スタエルスキ監督が米Colliderに説明している。

「いつでもドニー・イェンのトリプルキックを決め手にして、それを全て使えるわけだけど、何か違うこともやりたかったんです。だから腰を落ち着けてキャラクター目線で、みんなと色々と話し合いながら進めていきました。“ドニーはこれが得意で、キアヌはこれが得意だ。2人とも素晴らしい俳優だから、それを活かして今まで観たこともないようなことをやろう”ってね。こうしてドニー・イェンが剣と拳銃、キアヌが日本刀と拳銃2丁を手にし、AR-15(ライフル)を投げつけたりして、日本の美術品を置いたガラス張りの部屋も作ったんです。それから何匹か犬も投入して、さぁ、どうなる?という感じでした。」

なお、本編ではジョン・ウィックさんがヌンチャクを使って戦うことも明らかになっている。これまで鉛筆や本など様々な武器で無双したジョン・ウィックさん、本作でも鮮やかに戦闘シーンを彩ることになるようだ。

また監督は、自身のアイドルであるイェンの演出を自分が手がけるなど信じられず、「18歳の自分だったら、“マジかよ、自分がこんなことをするなんて信じられん”と思ったでしょうね」ともコメント。そんなことを思っていると撮影中に笑いが止まらず、イェンに「どうしたんです?」と不思議られたのだとか。すると監督は憧れの人物に向かって、「何してるかって、ドニー・イェンを演出してるんですよ」と答えたとも明かしている。

予告映像だけでも観る者を興奮させまくるリーブス&イェンの戦闘シーン。きっと本編では、観客の想像も及ばないような血肉を沸き踊る壮絶な戦いを見せてくれるに違いない。映画『John Wick: Chapter 4 (原題)』は2023年3月24日に米国公開予定。

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Source:Collider

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。