ジョン・ウー監督、無声アクションでアメリカ映画復帰 ─ 主演は『ザ・スーサイド・スクワッド』ジョエル・キナマン

『ミッション:インポッシブル2』(2000)や『レッドクリフ』シリーズのジョン・ウー監督が、2003年の『ペイチェック 消された記憶 』以来初のアメリカ映画を監督する。
約20年ぶりとなるウー監督のアメリカ映画のタイトルは『Silent Night(原題)』。その名の通り、セリフのないアクション物語になるという。米Deadlineが報じている。
主演は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)リック・フラッグ大佐役でお馴染みのジョエル・キナマン。「ストーリーは基本的なものだ」と、Deadlineは伝える。普通の父親が、息子の死の復讐のために裏社会への復讐に挑む物語ということで、『ジョン・ウィック』シリーズや『Mr.ノーバディ』(2021)のようなブチ切れリベンジ・アクションが見られそう。『ジョン・ウィック』プロデューサーのベイシル・イヴァニクも製作に加わる。
ジョン・ウー監督といえば、『男たちの挽歌』シリーズなどの香港映画で世界に認められ、多くのフォロワーを生み出した独創的なアクション・スタイルで知られるアジア映画界の巨匠。久しぶりのアメリカ映画はセリフなしということだから、世界中の観客が楽しめるユニバーサルな作品になりそうだ。
他のキャスティングは進行中とのこと。白い鳩は再び飛ぶか?
▼ アクションの記事
ジョン・ウー監督ハリウッド復帰作『サイレント・ナイト』米予告、息子を殺された父の「全編セリフなし」復讐アクション ─ 『ジョン・ウィック』製作者も参加 ジョエル・キナマン主演 「ジェン・ブイ」には「ザ・ボーイズ」ファンにもショッキングなシーンが登場するらしい ─ ケイト役が予告 なになに 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』オペラ中の狙撃シーン、本物の元スナイパーがレビュー「トム・クルーズの射撃位置は良くない」 あくまでプロの視点から やっぱり『エクスペンダブルズ』はR指定に限る ─ PG-13だった『エクスペンダブルズ3』から製作陣が学ぶ「観客はハードコアなアクションを観たいんだ」 「彼らは弾丸を感じたいんです」 『007 スカイフォール』冒頭のボンド誤射シーン、元スナイパーがガチ批評「全くもって起こり得ない」 気になる10段階評価は…
Source:Deadline