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『ジョーカー』出演のコメディアン、撮影でイライラした理由とは ─ 「やけに大声で笑うエキストラがいて」

ジョーカー
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

話題のDC映画『ジョーカー』に出演した本物のスタンダップ・コメディアン、ゲイリー・ガルマン氏が、出演決定から撮影までのエピソードを語った。撮影中、ガルマン氏は、とあるエキストラにイライラさせられたというエピソードを明かしている。ガルマン氏が演じたのは、ホアキン・フェニックス演じる主人公アーサー・フレックが劇場を訪れるシーンで、満員の観客を笑わせるプロのコメディアン役だ。

Colliderのインタビューにて、ガルマン氏は『ジョーカー』出演について、「自分が役柄の候補になっていたことすら知らなかった」という。キャスティング・ディレクターがガルマン氏の仕事をあらかじめ知っており、それがきっかけで出演に至ったというのだ。ガルマン氏いわく、『ジョーカー』の脚本・監督を務めたトッド・フィリップスは「経験はあるが有名ではない、そんなコメディアンを探していた」とのこと。


ガルマン氏に白羽の矢が立てられたのは、フィリップス監督が候補者のビデオを検討した結果だったという。監督と面会したガルマン氏は、映画の中でジョークを言うという仕事に興味があるかということ、それから時代設定に合わないジョークはできないということの2点を伝えられたという。

「携帯電話やインターネットのジョークはできない、そういう時代の作品じゃないから、と。だから大学教授のロールプレイングをやるというジョークを提案して、“オーケー、それで行こう”と。当時のスーツを作ってもらったので、(撮影の)数日前にスーツの試着をしました。トッドとシーンについての話を少しだけした以外、あれこれやる必要はなかったですね。」

もっとも、出演シーンの撮影を「すごく楽しかったし、やりやすかった」と言うガルマン氏にも、ひとつだけ「ちょっとイライラしたことがあった」という。

「セットにはたくさんエキストラがいて、僕がうまくやったら、笑ったり盛り上げたりしてくれと言われていたわけです。そしたら一人だけ、おかしなタイミングで、やけに熱心に笑うエキストラがいたんですよ。しかも、とにかく大声で笑う。だからトッドに、“あの人を大声で笑わせないでほしい”と頼もうとして……そこで、それがホアキン・フェニックスだと気づいたんです。僕にとっては、これが『ジョーカー』で一番の話。めちゃくちゃな笑い方をする男がジョーカーだとに気づくのに6テイクもかかったなんて、信じられないですよね。」

映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)より全国公開中

Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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