『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』前作同様「R指定」作品に ─ 「激しい暴力」「わずかな全裸」描写のため

ホアキン・フェニックス主演『ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』がR指定作品となることがわかった。米MPAが発表した。
MPAによって提出されたレーティング管理に関する書類によると、R指定の理由は「全編を通じた激しい暴力描写や言葉遣い、複数の性的描写、わずかな全裸描写」のためだという。
同じくR指定と定められた前作『ジョーカー』では、「流血を含む激しい暴力描写、不穏な振る舞いや言葉遣い、わずかな性的描写」のためとされていた。若干の表記の違いもあるが、前作の過激描写が踏襲されていくようだ。
『ジョーカー』はR指定作品の歴史を塗り替えた1作。それまで『デッドプール2』(2018)が保持していた世界累計興収を抜き、R指定作品としては初の10億ドル超えを達成した。上位を『ジョーカー』2作で独占できるだろうか。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』では、ジョーカー役のホアキン・フェニックスが続投するほか、ハーレイ・クイン役でレディー・ガガが参戦。物語は2人を中心に動いていきそうだ。ほか共演には、前作からザジー・ビーツがアーサーの隣人・ソフィー役を再演するほか、『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランド、『イニシェリン島の亡霊』(2022)のブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナーらが参加する。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)劇場公開。