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ホアキン・フェニックス、DC単独映画『ザ・ジョーカー』出演を否定?「ちょっと何言ってるか分かんないです」

DCコミックス

2018年2月8日(米国時間)、DCコミックス原作の単独映画『ザ・ジョーカー(仮題)』にホアキン・フェニックスが出演する可能性が報じられた。複数のメディアによって、ホアキンがワーナー・ブラザースとの契約交渉に入っていると伝えられたのだ。

しかし、このたびホアキン本人が『ザ・ジョーカー』への出演を否定するかのような言葉を口にしている

ホアキン・フェニックス、犯罪王子は演じない?

フランスの映画メディア、AlloCineのインタビューに登場したホアキンは、『ザ・ジョーカー』の話題を振られて困惑したそぶりを見せている。「ジョーカーの映画って何?」と真顔で聞き返す様子に、今度はインタビュアーが狼狽して、「ごめんなさい。あなたが(『ザ・ジョーカー』に)興味があるって、みんな言ってるんですよ」と説明する事態となっているのだ。ホアキンは「わあ、それはすごい」とリアクションすると、極めつけにこう述べている。

「ちょっと何言ってるか分かんないです(I have no idea what you’re talking about)。」

以前の報道によれば、ホアキンは『ザ・ジョーカー』の監督・脚本を務めるトッド・フィリップスの第一希望で、2017年内に面会を済ませていたという。これらの情報がすべて誤りだったのか、それともホアキンがとぼけているだけなのかはわからない。

『ザ・ジョーカー』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)などのDC映画ユニバースとは異なる世界観をもつ、独立した作品として製作される。主人公である“狂気の犯罪王子”ジョーカーは、『スーサイド・スクワッド』(2016)でジャレッド・レトが演じたジョーカーとは別の存在として描かれるようで、レト版ジョーカーには一切影響を及ぼさないようだ。

なお、本作は1980年代を舞台にしたストーリーとなり、いわゆるアメコミ映画らしいタッチではなく、現実的なトーンの犯罪ドラマになるという。トッド・フィリップス監督とともに脚本を執筆するのは、『8マイル』(2002)のスコット・シルバーだ。

映画『ザ・ジョーカー(仮題)』の劇場公開日など詳細は不明。ホアキンの言葉が真実なのかどうか、すべては正式発表を待つしかなさそうだ……。

Sources: http://www.allocine.fr/article/fichearticle_gen_carticle=18671094.html
https://theplaylist.net/joaquin-phoenix-joker-movie-20180226/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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