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ジュード・ロウ&ニコラス・ホルト、実録犯罪映画でFBI捜査官 vs テロリスト演じる ─ 『ニトラム/NITRAM』監督最新作

ジュード・ロウ ニコラス・ホルト
THE RIVER | Montclair Film https://www.flickr.com/photos/montclairfilmfest/32857583357/ | Remixed by THE RIVER

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのダンブルドア役でお馴染みのジュード・ロウと、『X-MEN』シリーズのビースト役で知られるニコラス・ホルトが、実録犯罪映画『The Order(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は1980年代を舞台に、白人至上主義の米国テロ集団によってエスカレートする犯罪を描く物語。1983年、太平洋岸の北西部では銀行強盗や偽造品の製造、装甲車による強盗など凶悪事件が多発。地域社会が恐怖に包まれる中、アイダホ州の都市コー・ダリーンに駐在するFBI捜査官は、一連の犯罪が金銭目的ではなく、連邦政府に対する攻撃を目論む、過激でカリスマ的リーダーに感化された危険なテロリスト集団によるものだと考えるようになる──。

原作はケヴィン・フリン&ゲイリー・ゲルハルトのノンフィクション作品『The Silent Brotherhood(原題)』。FBI捜査官役をロウが、テロ集団のリーダーをホルトが演じる。

メガホンを取るのは、1996年にオーストラリアのタスマニア島で起きた無差別銃乱射事件を描いた『ニトラム/NITRAM』(2021)で高い評価を得たオーストラリア出身のジャスティン・カーゼル。『スノータウン』(2011)『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(2019)など、スリリングな犯罪スリラーを得意とする精鋭だ。脚本は『ドリームプラン』(2021)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『クリード3(原題)』(2023)も手がけたザック・ベイリンが執筆した。

なお、ロウとカーゼル監督はプロデューサーも兼任。「ピウス13世 美しき異端児」(2016)でロウとタッグを組んだベン・ジャクソン、『アドリフト 41日間の漂流』(2018)のステファン・ファス、『グリーンルーム』(2015)のジェレミー・ソルニエらも製作陣に名を連ねている。

ロバート・ダウニー・Jr.主演『シャーロック・ホームズ』シリーズのジョン・ワトソン役でも知られるロウは、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)『キャプテン・マーベル』(2019)などに出演し、「サード・デイ ~祝祭の孤島~」(2020)などのドラマシリーズでも活躍。また、ホルトは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)のニュークス役で注目を浴びたのち、『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』(2017)『エジソンズ・ゲーム』(2019)『トールキン 旅のはじまり』(2019)などで実在の人物を演じることも多い。

映画『The Order(原題)』は2023年5月より、カナダのアルバータ州で撮影予定。

Source: Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。