「着る映画」ってどういうこと?超体感シネマ『マジジュマンジ』を体験してきた!ソニーの最新技術によるかつてない没入感を

2018年3月29日(木)にグランド・オープンのTOHOシネマズ日比谷にて、29日(木)~4月5日(木)の8日間限定で、映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を振動付きベスト着用で鑑賞できる「超体感シネマ『マジジュマンジ』」が開催される。ソニーの最新テクノロジーを駆使したハプティックベストを着用して行われる、世界で初めての映画興行上映だ。THE RIVERでは、この新体感をいち早く体験。「着る映画」の全貌をレポートする。

シーンに合わせてベストが振動!様々な種類の衝撃・触感を味わえ

各座席に、専用のベストが備え付けられている。

入場前には、身につけているアクセサリー類を取り外すようスタッフの指示があった。また、できれば上着も脱いだ方がより臨場感を味わえるという。


劇場内に入ると、今回のために開発された振動付きベストが座席に用意されていた。持ち上げてみるとやや重みを感じるが、着用してみるとそこまで感じない。

ベストの左右に長さ調整アジャスターが付いており、自分の体型に合わせて程よく締め付けることができる。あまりゆるくしてしまうと振動が身体に伝わりづらく、逆にあまりキツく締めてしまうと約2時間の上映では少し苦しくなってしまうかもしれない。アジャスターはマジックテープ式のため、上映中にバリバリ音を立てて締め直すのは気がはばかれる。実際の上映時には、本編前に振動テスト用の時間が設けられるそうなので、ここで良い程度に調整しておきたい。

マジックテープ式のアジャスターで装着感を調整できる。「#マジジュマンジ」のデザインも。

この日は特別に、ベスト着用のまま本編ハイライトシーンを約10分間鑑賞させて頂いた。ネタバレにならないよう詳しいシーン表記は控えさせていただくが、まさに劇中の登場人物やオブジェクトに自分が成り代わったような新感覚だ。特に良かったのは背面の振動で、背中から突き飛ばされる瞬間の衝撃をリアルに体感できる。着用時はなんだか恐怖感もあったが、いざ上映が始まればむしろ没入感と興奮が勝る。ホラー映画との相性はいい意味で最悪そうだ。

ドリンクホルダーに電源装置が取り付けられている。必然的にドリンクホルダーが塞がってしまうので注意だ。

 

ライド型にはない臨場感を追求

開発したソニー株式会社の大原弘嗣氏は取材に対し、「エンタメ分野としては過去三年間、ソニーが研究開発を進めたハプティクス技術(触覚提示技術)で培ってきた技術をベースとしています」と語る。「技術をさらにブラッシュアップさせ、映画の”感情”を表現できるレベルになりました。」

3Dを超えた体感型上映としては、これまで座席が連動して動くライド型があった。配給を手がけるソニー・ピクチャーズ エンターテインメントの堀内啓氏は、「今作は4人の高校生が、TVゲーム内のキャラクターとボディスイッチするのが見どころ。(4D上映の)ライド型よりも、ベストを実際に身に着けているほうがより体感できるはず。“体感型アトラクションアドベンチャームービー”としてピッタリの、全く新しいフォーマットだと思います」と自信を覗かせる。

親和性が高いのはアクション・シーンだけではないという。「キャラクターがドキドキするシーンでは、心臓のように”ドキ、ドキ”と動きます。ほか、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』はホロリとするようなシーンもあるので、感情の高まりをより増幅するように開発しました。」(堀内氏)

振動は、映画のシーンに合わせて100パターンほどプロラミングされた。「(映像と振動に)少しでもズレがあると違和感が出るので、ピッタリと合うようにこだわり抜きました」と開発の大原氏。ベストには前面に6個、背面に4個の計10個の振動装置が埋め込まれているが、これも様々な思索の末にたどり着いた最適な配置になっているという。

特別上映を行うTOHOシネマズ日比谷の計らいにより、今回は追加料金不要の通常料金で楽しむことができる。堀内氏によれば、今回の反響次第では今後の常設化も検討したいという。なお上映では13歳以上の入場制限がある。安全のため、振動装置は心臓部分から外しているそうだ。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

「映画の中に入り込み、キャラクターになりきることができる、今までになかった”新感触”体験です」と大原氏。映画のキャラクターに成りきって、普通では味わえない非日常体験 ──カバに噛み砕かれたり、サイに踏まれたり、ロック様に殴り飛ばされるといった「ありえない!」を楽しんでほしいと語った。

(取材、文:Naoto Nakatani)

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

「超体感シネマ 『マジジュマンジ』」実施概要

上映劇場:
TOHOシネマズ 日比谷
(3/29グランドオープン、「東京ミッドタウン日比谷」内/千代田区有楽町1-1-2)

上映期間:
2018年3月29日(木)~4月5日(木) 8日間限定上映

鑑賞料金:
通常料金

チケット販売:
上映日の2日前から、インターネットチケット販売“vit”にて販売いたします。劇場窓口は3月29日(木)劇場オープン時より販売いたします。

イベント上映のため、入場制限(13歳以上)などがございます。詳細はTOHOシネマズ公式ホームページをご確認ください。 https://www.tohotheater.jp/campaign/majijumanji-hibiya.html

映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』公式サイト:http://www.jumanji.jp/

 

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