Menu
(0)

Search

【インタビュー】アドリブ炸裂!カレン・ギランが天真爛漫に語る『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』で、女戦士ルビー・ラウンドハウスを演じたカレン・ギランは、セクシーな魅力と弾けるような天真爛漫さを兼ねた注目の女優だ。スコットランド出身、日本文化が大好きだと言うカレンが『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』PRのため初来日。THE RIVERのインタビューに応じた。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

「ホテルの廊下ですれ違う人たちのファッションも気になる」

この日はピンクが鮮やかなドレスとネイルで登場したカレン・ギラン。「桜みたいで綺麗ですね」と伝えると、「ありがとうございます!まさにスタイリストさんが桜をイメージして選んでくださったんです。季節的にピッタリだからって」と喜んだ。抹茶ラテを出されると、「抹茶だ!イェーイ!抹茶大好き!」とはしゃいだ。お砂糖は入れない派。

プライベートでは和風の朝食を作るなど、日本は憧れの地だったそう。故郷では『ポケモン』を観て育ち、ピカチュウの大ファン。初来日となったが、とにかく本当に嬉しいようで、「日本食を全て食べきるまで帰りたくない!」と興奮した様子で語った。

「日本は、私の”行きたい所リスト”で、ずっとナンバー・ワンだったんです。アメリカでもいつもお寿司を食べていましたが、絶対に日本で食べたほうが美味しいもん。抹茶も普段からずっと飲んでいるから、その発祥地に来られて幸せです。お味噌汁や白米、お魚といった日本風の朝食も大好きなんです。とても綺麗な国だし、全てが個性的ですよね。昨日の夜は日本のテレビ番組を観ていたんですが、カラオケをテレビで流すんですね!皆がいろんな曲をテレビで歌っていて、凄い文化だなと思いました。まだ取材続きでホテルから出られていないけど、ここの廊下ですれ違う人たちのファッションも気になっています。KAPITALという日本のブランドはオンラインでチェックしていますね。デザインがどれもユニークで素敵。早くストリートに出て、街の人達のファッションを見たい!」

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』でカレン・ギラン演じるタフでセクシーな美女戦士のルビー・ラウンドハウスは、中身はシャイで真面目なガリ勉タイプの少女マーサ。この役どころについて、カレンはこう解説してくれた。

「中身のマーサはシャイで他人とのコミュニケーションが苦手だけど、ゲーム世界のアバターはとてもパワフル。マーサも始めはしっくりこないんだけど、だんだんとアバターのキャラクターの方に自分自身を合わせていくことで馴染んでいって、最終的には自分にしかない強みを見付けていく。この過程を演じるのが楽しかったですね。女の子はみんな共感できると思います。」

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

撮影中は笑いすぎて「映画が完成したのが不思議なくらい」

ルビーは、ジャック・ブラック演じるシェリー・オベロン(中身はセルフィー大好き自惚れ美人のベサニー)から劇中、お色気を使った誘惑テクニックを学ぶ。ルビー・ラウンドハウスの容姿はセクシーなのに、中身はシャイな少女マーサだから、全く上手くいかずにぎこちない。本作でも特に笑いどころとなるシーンだ。

あのシーンはほとんどアドリブなんです。ジャックがあのテクニックをどこで覚えてきたのか…。でも、ジャックがワザを極めすぎていて、私も実際に勉強になりました(笑)。私生活でも使わせてもらっています(笑)。」

このシーンの他にも、現場では数多くのアドリブが取り入れられたという。お笑いセンス抜群の共演者がボケまくり、爆笑の絶えない明るい現場になったようだ。しかし、当然撮影は「絶対に笑ってはいけない」わけである。吹き出してしまったことでNGを出したことは?

「もう、ありすぎ(笑)。ずっと笑っていたような記憶しかないから、むしろ映画がちゃんと仕上がっていてビックリですよ。(笑)。だってケヴィン・ハートはスタンドアップ・コメディアンだし、ジャック・ブラックも超面白いし、ドウェイン・ジョンソンも彼なりにボケてくるから(笑)。特に今回は、あの屈強なドウェイン・ジョンソンがオタクの高校生を演じるっている設定がシュールすぎて、笑わずにいられませんでした(笑)。」

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

ロケ地ハワイでの撮影にはトラブルや危険もあったが、カレンら出演陣にとっては全て楽しい思い出だ。

「本当のジャングルで撮影したから、命懸けのゲームという危険な雰囲気がよく現れたと思います。それでね、蚊がすごかったんですよ!それも、ヤバい蚊が。私の衣装は露出が多かったから刺されちゃって。パンパンに腫れちゃったから怖かった。えらいことになりました(笑)。特にケヴィン・ハートは、蜘蛛とか、虫が苦手だったみたいで、ジャングル中を走り回って逃げていましたよ(笑)ハワイはやっぱり綺麗だったなぁ。日本の影響が色濃いじゃないですか。それも良かったですね。」

ちなみにジャック・ブラックは撮影中、週末になる度に共演者やスタッフを誘ってハワイのビーチでパーティーを企画してくれていたという。ところがカレンは、アクションのリハーサルを行う必要があったため、一度も参加できず仕舞いだった。

「ジャックは色々と交流イベントを企画してくれていたんですけど、私はいつも参加できなくて…。週末はダンス・ファイティングのリハーサルをしなくちゃいけなかったんです。だから、毎日仕事していたわけですね。でも、頑張った甲斐あってすごく楽しいシーンになりました。男たちを叩き上げるのは気持ちよかった(笑)。もっとやりたい(笑)。」

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

「ソニックになって、丸くなってプシュゥーって走りたい!」

厳しいトレーニングとリハーサルを積んだだけあり、ルビーのアクションシーンは見応え抜群。さらに、スーパーヒーロー映画ではお馴染みの「スーパーヒーロー着地」もキメてくれる。これは、スーパーマンやアイアンマンのように片膝と片手を地面に付ける姿勢で着地することを指すもので、『デッドプール』(2016)劇中でもネタにされたことでヒーロー映画ファンにはお馴染みだ。カレンはマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズにネビュラ役で登場しているが、憧れの「スーパーヒーロー着地」を披露できたのはこれが初めて。感想を聞くと、「もう快感!スーパーヒーロー映画でお馴染みだったから、”やった!これで私もスーパーヒーロー!”って嬉しかったですよ!(笑)」とキュートに答えた。

ところで『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』は、高校生がゲームの世界に吸い込まれ、全く異なるタイプのアバターと身体が入れ替わってしまうというストーリー。では、もしもカレン・ギラン自身が好きなキャラクターになって、好きなゲームの世界に入るとしたら、という質問には、「ソニック・ザ・ヘッジホッグになりたい!」と興奮。「丸くなって、プシュゥー!って走りたい!移動時間が速くなるから、朝もゆっくり眠れそうじゃない?」日本に来たら新幹線に乗るのが夢だと公言していたカレンに「新幹線にも乗らなくていいね!」と言うと、「確かにー!ソニックになれたら自分で走っちゃう!」と胸を弾ませた。

(取材・文:中谷直登)

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
©THE RIVER

映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、2018年4月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』公式サイト:http://www.jumanji.jp/

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly