【インタビュー】ニック・ジョナス、音楽活動から映画界へ ─ 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で掴んだ大役

もしもゲームの世界に吸い込まれるのなら…?「ゴルフゲームの中に入りたい。ジョーダン・スピースやタイガー・ウッズみたいにプレイしてみたいものですね。一日だけなら(笑)。」
映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』出演のニック・ジョナスが初来日、THE RIVERのインタビューに登場した。
「映画出演は、夢が叶った気持ちです。オリジナルの『ジュマンジ』はよく知られていて、しかも愛されている作品ですから、とても光栄です。今後もこういった素晴らしい映画に出演して、僕も成長を続けていきたいと思っています。」

爆笑絶えない撮影現場、「ノリ」でMVも作っちゃった?
そんな初めての映画本格出演では、ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギランといった人気のスターらと共演できることとなった。ニックは、「確かに、素晴らしいキャストの中に交じることは、始めのうちこそ少し不安でした」と振り返る。
「しかも、他の4人が2週間ほど先駆けて撮影していて、僕はそこに途中から加わる形となりましたからね。でも、実際には全然そんなことはなくて。皆さんが大歓迎してくれて、現場はとても居心地が良かったですよ。皆で楽しんで撮っている雰囲気が画面を通じて伝わると思います。特に、ドウェインやジャック・ブラックがインスタグラムで遊んでる様子が観ていて面白かったですね。どうやらケヴィン・ハートは虫が苦手らしいという事に気付いて、フェイクの虫でイタズラしまくってました。絶叫するケヴィンをカメラに撮って遊んだり(笑)。それから、セリフをわざと間違えて皆で爆笑したり(笑)。早く撮影を終わらせないといけないのに、面白くって。」
どうやらメンバーらは和気あいあいだった様子。その場の「悪ノリ」で、ミュージック・ビデオまで作ってしまったほどだ。「あのビデオ、実はジャックと僕のノリで始まったジョークだったんです。フェイクのテーマソングを作っちゃおうということで、本当に作っちゃった。ミュージシャンとしては、あまり良い出来じゃないと思うけど(笑)。」
映画俳優としてのキャリアを歩み始めたばかりのニック・ジョナスは、次回作『カオス・ウォーキング』も撮影済み。「デイジー・リドリーやトム・ホランドと一緒なんですが、これもすごく楽しくて、早くこちらもお届けしたい」と、はやる気持ちを抑えきれない。「いつだって次のプロジェクトを楽しみにしているんですよ。次に何が来るのか全くわからない、というのが役者仕事の面白いところ。だから気楽に構えながら、次の動きに気を向けておくのが楽しい。今年はもう一本くらい話が決まるといいなと。もちろん音楽活動も頑張りたいですね。」
最後に、今作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』にハッシュタグをひとつだけ付けるなら?と尋ねると、「#マジジュマンジ」とサラリと即答。日本でのプロモーション方針をしっかり心得ているようだ。インタビューが終わると立ち上がり、「アリガトウゴザイマス」と挨拶してくれた。
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