【ネタバレ】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』エンディング解説 ─ なぜ人間主体の物語になったのか、「シリーズを前進させるため」と監督

2022年公開『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、それまでの『ジュラシック』シリーズの総集編とも言える立ち位置の映画となった。『ジュラシック・ワールド』シリーズのテーマでもある“人間と恐竜の共存”を継続させながら、『ジュラシック・パーク』シリーズのキャラクターを再登場させ、数十年と続いてきた物語に一つの終止符が打たれたのだ。
また、新たなキャラクターも登場し、新時代を感じさせる物語にもなったが、そのエンディングにはどのような想いが込められていたのだろうか。本記事では、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の物語を振り返りながら、監督を務めたコリン・トレボロウの意図を紐解いていく。
この記事には、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のネタバレが含まれています。