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『ジャスティス・リーグ』2作目が製作延期へ!ベン・アフレック版『ザ・バットマン』製作のため

映画『ジャスティス・リーグ パート2(仮題)』の製作が予定より延期されることがわかった。米ハリウッド・レポーター誌がザック・スナイダー監督の次回作について報じたことから判明したものだ。

映画『ジャスティス・リーグ』第1作はすでに撮影が終了しており、2017年11月17日の全米公開を目指して製作が進められている。もともと2部作として構想されていたシリーズだが、第2作の製作延期の背景には、DCエクステンデッド・ユニバースで重要なポジションを占めるヒーローの存在があった。ベン・アフレックが脚本・監督・主演を務める『ザ・バットマン(仮題)』製作のため、『ジャスティス・リーグ パート2』の製作が延ばされたのだという。

しかしながら『ザ・バットマン』のスケジュールについては、近頃あらゆる情報が入ってきており、その実際がいまひとつ判然としていない。デスストローク役のジョー・マンガニエロによると2017年春に撮影開始やら、2016年内にスタートするやらということだが、以前はタイム・ワーナー社のCEOが2018年春ごろの公開を示唆してもいたのだ。ワーナー・ブラザースが『ジャスティス・リーグ パート2』を延期して『ザ・バットマン』に集中する時間を確保したことは、結果的にどちらの作品にも良い影響を及ぼすのではないだろうか。

なおDCエクステンデッド・ユニバースは、『アクアマン(原題)』の全米公開日が2018年10月5日に決定したものの、『フラッシュ』(2018年3月16日)はリック・ファミュイワ監督が降板してから後任者が発表されていないこともあり、全体の予定に大きな変動が生じている可能性がある。今後の情報に注目したいところだ。

『ジャスティス・リーグ パート2』の延期にともない、ザック・スナイダー監督は『パート2』の撮影前に、次回作として『ラスト・フォトグラフ(原題)』を製作するという。比較的低予算ながら、2000年代半ばより構想されていたスリラーとあって、近年の作品とは異なる一面が見られるに違いない。

source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/zack-snyder-firming-up-post-justice-league-plans-last-photograph-954812
http://comicbook.com/2016/12/09/justice-league-2-ben-affleck-batman/
Eyecatch Image: http://thestudioexec.com/ben-affleck-batman-script-leak/ (remixed by THE RIVER)

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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