新情報が大量解禁!映画『ジャスティス・リーグ』これまでにわかっていること

DCユニバースのヒーロー達が集結する、映画『ジャスティス・リーグ』。制作側は2016年6月中旬、メディア関係者らをロンドンの撮影セットに招待し、同作にまつわる様々な情報を公開した。
日本時間の6月21日頃その情報解禁がなされたようで、多くの海外メディアでは『ジャスティス・リーグ』の新情報が多数解説されている。細かな情報が多数飛び交っているが、ここでは主要なものをまとめて紹介しよう。

なお、本記事には映画『ジャスティス・リーグ』のネタバレとなる内容が含まれている。ストーリーの核心部分などは明かされてはいないものの、いくつかのキャラクター設定、世界観設定や新要素などが書かれているので、鑑賞まで一切のネタバレを控えたい方はご注意頂きたい。

【注意】

この記事は映画『ジャスティス・リーグ』ネタバレ内容を含んでいます。

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『ジャスティスリーグ』公式ロゴ画像

ジャスティスリーグのロゴ

『ジャスティス・リーグ』の世界観

『ジャスティス・リーグ』は、バットマンvsスーパーマンの数カ月後が舞台である。

ワーナー・ブラザーズの当初のアナウンスでは、『ジャスティス・リーグ』は二部作になるとの事だったが、制作側は二部作にはならず、一本の作品であるとしている。

バットマンは脅威の襲来を予知しており、それに立ち向かうべくチームを結成していく。映画の見どころのひとつは、異なる性格を持つメンバー達がチームとしてまとまっていくところだ。

物語の鍵は3つのマザーボックスと、それらをコントロールする3人。3人は赤、シルバー、茶色の姿で、それぞれのシンボルマークがマザーボックスに刻まれている。映画では、マザーボックスとは何かについて説明される。複数のメディアはこれを、”a history lesson”(=歴史の勉強)と表現。

『ジャスティス・リーグ』で描かれるテーマは「ヒーローになる理由」。バットマンはスーパーマンの死に憔悴しており、自分が生きる事に栄誉を感じていない。チームを結成し、地球に迫る脅威と戦わねばと考えている。

プロデューサーらは、スーパーマンについては言及せず。だがレポーターらが現地で見たものによれば、スーパーマンは映画前半には登場せず、終盤まで戻らないとの事だ。

ザック・スナイダーは、ジャック・カービー原作『New Gods』から影響を受けていると語る。

『ジャスティス・リーグ』 はより明るい作風に

プロデューサーのデビー・スナイダーの話によれば、制作側が『バットマンvsスーパーマン』の評判から学んだことは「観客はスーパーヒーローたちの解体を望んでいない」という事。また、ストーリーの中で最も暗いパートは既に『バットマンvsスーパーマン』で描かれたという事である。つまり、『ジャスティス・リーグ』は『バットマンvsスーパーマン』ほどダークにはならないということか。

『ジャスティス・リーグ』では若い観客にアピールしていく。新登場するフラッシュとサイボーグが明るいキャラクターなので、若い客にもウケるだろうとの事。

『バットマンvsスーパーマン』は暗かったが、ベン・アフレックは今作について「もっとユーモアが描かれる。DC映画ぽくない。」と言い、「(前作は)原作の『ダークナイト・リターンズ』がダークな本だったから、ダークでヘビーになってしまった。今回はそうならない」と説明する。

『ジャスティス・リーグ』のヴィラン

ヴィランはステッペンウルフ。声優・役者のキャスティングは未だ。

『バットマンvsスーパーマン』にも登場した「バットマンの悪夢」のシーンではパラデーモンが出現。

マザーボックスの歴史を紐解く場面では、ゼウスがチラっと登場。

『ジャスティス・リーグ』のバットマンについて

バットマンが『バットマンvsスーパーマン』から大きく変わった点は、人を信じる事を学んだことだ。

ベン・アフレック曰く、『ジャスティス・リーグ』でのバットマンは、怒りに満ちていた前作とは打って変わって少し冷笑的で、ユーモアがあり、ちょっと皮肉屋。今回は、チームを集めるというミッションに奔走しているとのこと。

またベン・アフレックは、今回のバットマンはより探偵的な立ち回りが見られるという事。これは後にベン・アフレック自身が監督を務める予定のバットマンのソロ映画でより多く描かれるそうだ。アフレックは「バットマンのストーリーで面白いのは、すべて探偵物語なのさ」と語る。

バットマンは前作のトラウマから自己救済を試みている。ベン・アフレックは「バットマンは愛する人、仕事を共にした人たちに起こった事を見てしまったあのトラウマから、非常に暗い所に落ち込んでしまっていた。今作はその問題はあまり触れず、彼もトラウマについて極端になっていない。前作の出来事で彼は学び、乗り越え、世界をより良くしたいと願っている。」と語る。

バットスーツ

今作では2種類のバットスーツが登場する。1つは前作にも登場したものだが、新たにコスチュームの内部にアーマープレートが装着され、より強度を増している。また、前腕部の外側にはスパイクも追加。
もう1つの新バットスーツは、映画終盤にかけて登場。カーボンファイバーが加わり、首周りを強固にガードするプロテクターが装着され、アルフレッドや他のジャスティス・リーグのメンバーらと通信ができる。また、乗り物の運転時にナビとなるゴーグルも装着されている。さらに戦闘時には、古傷による衰えをカバーする、パワー増強機能も付加されている。

バットマンの新兵器

『ジャスティス・リーグ』には『フライング・フォックス』『ナイトクローラー』と呼ばれる、バットマンの新しい乗り物が数台登場。フライング・フォックスはバットモービルに似た操作性で、内装もカッコいいそうだ。

『ナイトクローラー』からはクモの脚のようなものが生えていて、通常のクルマでは走行できないような壁面などを渡る事ができる。走った跡には、足跡のように痕跡が残る。
ナイトクローラーのバックストーリーは映画では語られないが、プロダクション・デザイナーのパトリック・タトポウロスによれば、もともとブルースの父が軍事用に考案していた古い技術を受け継いで作ったとのこと。

ナイトクローラーは車体トップのみ撮影し、残りはCGで描かれる。

ゴッサムとメトロポリスをつなぐトンネルでナイトクローラーは大活躍する。1925年から1929年にかけて、ゴッサムとメトロポリス間ではトンネル工事が行われていたが、完成には至らなかった。

バットモービルはアップデートされていて、マシンガンやミサイル・ランチャーが搭載。

ブルース・ウェインも新しいクルマに乗っているが、車種などについては明かされず。わかっている事といえば、車体が低い、高そうでカッコいいクルマであるという事。

また、ブルース・ウェインとアルフレッドは他のメンバーのために共同でいくつもの技術開発を行っている。

『ジャスティス・リーグ』のワンダー・ウーマンについて

『バットマンvsスーパーマン』と、ソロ映画『ワンダー・ウーマン』と比較した今作のワンダー・ウーマンについて、演じるガル・ガドットは「今作でのワンダー・ウーマンは、『バットマンvsスーパーマン』と似た形になる。ソロ映画では違った感じになるけど…。」だそうだ。ちなみにソロ映画でのワンダー・ウーマンは、彼女が少女から大人の女性への成長物語が描かれると語る。

衣装は前作からマイナーチェンジした程度。アジャストメント部分が赤みがかった明るい色になり、より機能的になっている。また、ワンダー・ウーマンのあの衣装は5,000年モノという設定だそうだ。
コンセプトアートでは、大きな青いマントを垂らしていた。映画でこのマントが登場するかは不明だが、レポーターによれば「超カッコよかった」との事。

『ジャスティス・リーグ』の新キャラクターたち

ウィリアム・デフォーがVulko役で登場。彼はアクアマンと別の世代に属し、衣装には更にレイヤーが重なっている。

アトランティス人は別時代のものとして描かれる。彼らの文化はとても原始的だという。

ジェームズ・ゴードン警部についてはクラシックなルックスで登場するそうだ。レポーターらはJ.K.シモンズ演じるゴードン警部の撮影に立ち会ったが、ハットにネクタイ、ロングトレンチコートに眼鏡といった、アニメやコミックから飛び出してきたような出で立ちで、ファンらはきっと喜ぶだろう、と伝えている。

サイボーグは、マザーボックスから得たテクノロジーを操る。そのテクノロジーは未知で、映画の中では『ガン・アーム』を会得する様子が描かれる。

フラッシュのコスチュームを手掛けるウィルキンソン氏は、今作でのフラッシュの衣装はTVドラマ版に合わせる必要はないと判断したそうだ。今作は今作で、ザック・スナイダーの世界観に合わせるべきだというわけである。

新しいDCユニバース

プロデューサーのデビー・スナイダーの説明によれば、これからのDC映画は時間軸は共有しているものの、それぞれが独立した映画になるそうだ。

「1本だけで楽しめて、他の作品を観ておく必要はない。それぞれ、独自のトーンを持ち、異なるキャラクターが描かれる。同じユニバースに位置し、ちょっとしたクロスオーバーはあるけれど、それが物語の重要な要素というわけではない。」

これは、ユニバースが連続し、他作品からの参照が多く必要となるマーベル・シネマティックユニバースとは対極的だ。

『ジャスティス・リーグ』のトリビア

『ジャスティス・リーグ』はフィルムで撮影されており、IMAXではない。
2016年9月までロンドンで撮影し、その後ロサンゼルスに移る。現時点で撮影は10月までというスケジュールになっている。

音楽を手掛けるのはJunkie XL。ハンス・ジマー無しで作業中。

衣装はすべて内製され、3Dプリンターが大活躍。見た目だけでなく、アクションに耐えうる機能性も重視されたという。

映画ジャスティスリーグ

以上が、今回の情報解禁で明らかになった『ジャスティス・リーグ』の事実の数々だ。メディア向けに撮影現場を解放し、情報を意図的に流すという手法からは、DCはマーベルとは全く異なるマーケティング戦略を選んでいる事が窺い知れる。『ジャスティス・リーグ』の作風がいくらか明るくなるという点、またそれぞれの映画が独立して描かれるという今回明かされた内容から、今後生まれ変わるDCユニバースの方向性が浮き彫りになった。
新しいDCユニバースにも、大いに期待が持てそうだ。

映画『ジャスティス・リーグ』全米公開は2017年11月17日予定。

 

Source:http://collider.com/justice-league-what-we-know-so-far/
http://collider.com/justice-league-movie-synopsis/

About the author

インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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