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『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』海外レビュー到着、評価は賛否両論に ─「壮大で楽しい冒険」、 レジェント俳優らに称賛の声も

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
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『ジュラシック』シリーズ待望の最新作、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が、2022年7月29日の日本公開に先がけて、6月10日より米国で封切られる。

『ジュラシック・ワールド』(2015)『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)につづく最新作は、前作の最後で解き放たれた恐竜たちが地球の至る場所に棲みつき、まさに“ジュラシック・ワールド”と化した世界が舞台。混沌とした世界のなか、オーウェンやクレアらが人類史上最大の危機に立ち向かう姿が描かれる。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では新旧の出演者が勢揃い。『ジュラシック・ワールド』シリーズからクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードがそれぞれオーウェンとクレアとして続投するほか、『ジュラシック・パーク』シリーズからはジェフ・ゴールドブラムがイアン・マルコム博士、ローラ・ダーンがエリー・サトラー博士、そしてサム・ニールがアラン・グラント博士として復帰している。

レジェンドたちまで集結する本作に、『ジュラシック』シリーズファンからは早くも熱い視線が注がれている。そんな注目作を北米のプレミアで、一足早く鑑賞した記者たちからの感想が到着。どうやら、評価は賛否両論のようだ。事前評価を知りたくないという方は、注意してほしい。

ジャズ・タンケイ(Variety)

「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、壮大かつ迫力満点の楽しい冒険物語です。これまで以上に恐竜は大きくなっており、より良いものになっています。まさにノンストップのダイナソー・アクション。そしてローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニールのカムバックが、ノスタルジーに迫ってくる。私はとにかく彼らが大好きなんですよ。」

ケビン・フェニックス(The Illuminerdi)

「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』には、膨大な楽しみであふれています。『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』を一体化させ、壮大な遺産としてまとめるような作品でした。『ワールド』3部作の中で一番好きな作品になりそうです。現代的な解釈を取り入れた恐竜が多く登場しており、そのビジュアルは実に素晴らしかったですよ。」

 エリック・デイヴィス(Fandango)

「グッドニュースです。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、『ジュラシック』新3部作の中で一番好きな映画です。スリリングな恐竜との遭遇や、ジェフ・ゴールドブラムの活躍もさることながら、不気味で独創的なシナリオと、これまでのシリーズへのオマージュがすばらしいバランスで描かれている。まさしくフィナーレに相応しい作品でした。」

キルスティン・アキュナ(Insider)

「新旧の俳優陣が揃った時が、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の最高の瞬間です。シリーズのファンなら楽しめるはず。OGへの愛もたくさん盛り込まれています。(シリーズを)じっくりと再見することをおすすめしますよ。」

ペリ・ネミロフ(Collider)

「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、プラクティカルとデジタルのエフェクトがすばらしくミックスされていました。恐竜たちも最高でした。ディメトロドンのシーンは、まさしく私が求めていたものです。ブライス・ダラス・ハワードは本作をはじめて新3部作全てを通して大活躍。クレアはとんでもない弧を描き、ハワードはそれとともに高揚しています。 」

イアン・サンドウェル(Digital Spy)

「期待しているスペクタクルさはありあしたが、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、フィナーレとしては、おなじみの領域を踏襲しているため、物足りなさを感じました。ただ、OGトリオの登場は素晴らしかったです。『ジュラシック・ワールド』のキャラクターがそれに比べていかに退屈であるかということを知らず知らずのうちに強調しているにせよ、このトリオは最強だと思いましたよ。」

ジェルマン・ルッシエ(Gizmodo&io9) 

「正直に言って、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』はやばかったです。かなりダメでした。長すぎますし、同じことの繰り返しで、恐竜たちに関しては面白くない複数の物語の飾りに過ぎません。キャストたちはベストを尽くしていますが、すべてが過剰で無意味でした。シリーズ最低の作品とまではいかないまでも、そのうちのひとつでしょう。」

コートニー・ハワード(Variety)

「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』=駄作。最初に存在していたはずの前提を無視し、代わりに全く異なる、面白みのない、ふたつの空虚な物語を作り出し、それをつなげることに苦労しています。いくつかのエフェクトは洗練されているように観えますが、いくつかは荒削りでした。シリーズの中で最低の作品ですね。」

マット・ドナート(評論家)

「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観た後の感想は、私の大好きなシリーズでワーストムービーだということ。長すぎますし、アクションシーンも酷く、全体的に拡大しすぎているんです。ただ、ノスタルジーなビートと赤ちゃん恐竜には笑ったので、それもありですかね?」

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、2022年7月29日(金)全国ロードショー。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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