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『ジョン・ウィック』第4作、上映時間はシリーズ最長に ─ 編集快調、「かなり完成に近づいている」と監督

ジョン・ウィック:パラベラム
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キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズの最新作、『John Wick: Chapter 4(原題)』の上映時間が過去最長となることがわかった。監督のチャド・スタエルスキが米Colliderにて認めた。

過去3作品の上映時間は、第1作『ジョン・ウィック』(2014)が101分、第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)が122分、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)が131分。新作ごとに上映時間が長くなる傾向にあり、第4作は少なくとも132分以上となりそうだ。スタエルスキは実際の尺を明かしていないものの、「今までよりも長いですが、それほど長くはない」と述べている。

第4作の本撮影は2021年6月~10月に実施されており、現在はポストプロダクション(撮影後作業)の真っ只中。スタエルスキによると、撮影された実写映像の編集が最終段階に入っており、今後はCGや音楽・音響面の作業に移行するという。

「(今後は)年内をかけてVFXの作業になりますが、かなり完成に近づいています。僕たちの編集でいえば、もうすぐ映像面が固まるので、それで本質的な部分で映画は完成ですね。あと数週間は全体を調整しますが、映像が固まれば、あとは音楽と音響、効果の作業です。」

ちなみにスタエルスキいわく、製作のプロセスは現段階で「今までで一番充実した」作業になっている模様。タイラー・ベイツによる音楽にも大いに手応えを感じているようだ。

出演はキアヌ・リーブスをはじめ、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーン、シャロン役のランス・レディック、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが続投。さらにドニー・イェンや真田広之、『IT/イット』シリーズのビル・スカルスガルド、『密航者』(2021)のシャミア・アンダーソン、日本出身歌手のリナ・サワヤマ、『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・アドキンス、『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)のクランシー・ブラウンが新たに加わった。

映画『John Wick: Chapter 4(原題)』は2023年3月24日に米国公開予定。

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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