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キアヌ・リーブス、ドラマ初主演作を降板 ─ ディカプリオ&スコセッシ製作総指揮、建築家と殺人鬼の実話

キアヌ・リーブス
Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/

『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスが、テレビドラマ初主演となる予定だった「The Devil in the White City(原題)」を降板したことがわかった。米Varietyが報じている。

本作はジャーナリストのエリック・ラーソンによるノンフィクション『悪魔と博覧会』(文藝春秋)を原作とする全8話構成のリミテッドシリーズ。1893年のシカゴ万博にて歴史に名を残したい建築家ダニエル・バーナムと、輝かしい万博の陰に存在した“殺人の城”を拠点に27人を殺害した医師H・H・ホームズの実話が描かれるという。製作総指揮はレオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシが務める。

キアヌは2022年1月に出演交渉中と報じられており、建築家のダニエル・バーナム役を演じる予定だった。テレビドラマは意外にも初主演で、スコセッシ&ディカプリオとともに製作総指揮を務める予定だっただけに、3人の豪華タッグにも注目が集まっていたが、残念ながら実現には至らなかった。製作の米Huluは後任者の検討に入っているとのこと。

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また報道によると、キアヌの降板の理由は不明で、現時点では殺人鬼H・H・ホームズ役を演じる俳優も決まっていない。製作総指揮のディカプリオが出演することもないとみられている。

原作『悪魔と博覧会』の映像化権は2010年にディカプリオが獲得しており、2017年にはディカプリオ主演&スコセッシ監督による映画化が企画されていた。その後、2019年に米Huluがディカプリオ&スコセッシを製作総指揮に据えてのドラマ化企画を発表。脚本・ショーランナーは「キャッスルロック」(2018‐2020)のサム・ショウ、監督は『イン・ザ・ベッドルーム』(2001)のトッド・フィールドが務める予定だ。

ドラマ「The Devil in the White City(原題)」は米Huluにて2024年の配信を目指しており、2023年に撮影予定。主要キャストの決定が急がれる。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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