キアヌ・リーブス、ドラマ初主演作を降板 ─ ディカプリオ&スコセッシ製作総指揮、建築家と殺人鬼の実話
『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスが、テレビドラマ初主演となる予定だった「The Devil in the White City(原題)」を降板したことがわかった。米Varietyが報じている。
本作はジャーナリストのエリック・ラーソンによるノンフィクション『悪魔と博覧会』(文藝春秋)を原作とする全8話構成のリミテッドシリーズ。1893年のシカゴ万博にて歴史に名を残したい建築家ダニエル・バーナムと、輝かしい万博の陰に存在した“殺人の城”を拠点に27人を殺害した医師H・H・ホームズの実話が描かれるという。製作総指揮はレオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシが務める。
キアヌは2022年1月に出演交渉中と報じられており、建築家のダニエル・バーナム役を演じる予定だった。テレビドラマは意外にも初主演で、スコセッシ&ディカプリオとともに製作総指揮を務める予定だっただけに、3人の豪華タッグにも注目が集まっていたが、残念ながら実現には至らなかった。製作の米Huluは後任者の検討に入っているとのこと。
また報道によると、キアヌの降板の理由は不明で、現時点では殺人鬼H・H・ホームズ役を演じる俳優も決まっていない。製作総指揮のディカプリオが出演することもないとみられている。
原作『悪魔と博覧会』の映像化権は2010年にディカプリオが獲得しており、2017年にはディカプリオ主演&スコセッシ監督による映画化が企画されていた。その後、2019年に米Huluがディカプリオ&スコセッシを製作総指揮に据えてのドラマ化企画を発表。脚本・ショーランナーは「キャッスルロック」(2018‐2020)のサム・ショウ、監督は『イン・ザ・ベッドルーム』(2001)のトッド・フィールドが務める予定だ。
ドラマ「The Devil in the White City(原題)」は米Huluにて2024年の配信を目指しており、2023年に撮影予定。主要キャストの決定が急がれる。
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Source: Variety