キアヌ・リーブス、ジョン・ウィック再演の可能性を語る「ハリウッドでは」

キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ『ジョン・ウィック』シリーズのファンなら誰もが気になるであろう、シリーズ5作目以降に、主人公ジョン・ウィックは再演するのか?という問題。リーブスがExtra TVのインタビューにて改めて近況を伝えた。
シリーズ第4作となる『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)は、ジョン・ウィックの物語に区切りを付ける形で幕を閉じた。一方で、2025年6月に米公開予定のスピンオフ映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』にはジョン・ウィックが登場し、最新の映像でも姿を見せている。このことからオリジナルシリーズの5作目以降に登場する可能性もあるのでは?と考えるファンも当然少なくない。
この記事には、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のネタバレが含まれています。

しかし、インタビュアーに「いつ私たちは続編を見られますか?」と尋ねられたリーブスは「Oh My Gosh!」とリアクション。「『ジョン・ウィック』ワールドの別バーション『バレリーナ』はありますよ。ジョン・ウィックはちょっと登場します。それ以外にアイデアはないですね」と率直に語った。
「もっとやる予定は?」との問いに「キャラクターが死んでますからね、彼は『ジョン・ウィック4』で死んでいるんです」と言葉を濁しつつ「ハリウッドでは……」と続け、インタビュアーも「それが言いたかったんですよ」とお互い吹き出してしまう。死んだと思われるキャラクターが実は生きていたというアイデアはどうかと提案したかったのだろう。リーブスは「分かってますよ、それがハリウッドの物語なんです」と踏まえた上で「さしあたっては(続編での登場予定は)ないですね」とほほ笑んだ。
リーブスは『ジョン・ウィック』シリーズの続投について「膝が無理と言っている」と以前にも明かしていた。新作映画『Outcome(原題)』ではコメディ俳優としての力量を共演者からも高く評価され、この後も『Good Fortune(原題)』『The Entertainment System Is Down(原題)』とコメディ映画が続くことから、しばらくアクションからは距離を置くのだろうかと思われたタイミングで、DC映画『コンスタンティン』(2005)の続編企画がスタジオから正式にゴーサインが出たと朗報が届いたところ。リーブスのアクション俳優としての歩みはこれからも続くことが想定される。願わくば、膝もいい感じに回復して、いつかまた『ジョン・ウィック』を再演できる機運がめぐってくることに期待しよう。
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Source:Extra TV