キアヌ・リーブス、飛行機ディザスター映画に出演交渉中 ─ 『逆転のトライアングル』監督最新作、国際的スターたち集結へ

『ジョン・ウィック』『マトリックス』シリーズなどで知られるキアヌ・リーブスが、『逆転のトライアングル』(2022)のリューべン・オストルンド監督の新作映画『The Entertainment System Is Down(原題)』 で出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。
本作は、飛行機を舞台に繰り広げられるディザスター映画と伝えられている。物語の詳細は伏せられたままだが、「エンターテインメント・システムが作動しない長距離フライト」での社会風刺が描かれるとのことだ。
報道によれば、オストルンド監督はここ数年で逸話の収集を行ってきたそうで、脚本が完成したのはつい最近のこと。キアヌのほか、複数の国際的なスター俳優のキャスティングが見込まれているという。
オストルンド監督といえばブラックユーモアの旗手として知られている。これまで、『フレンチアルプスで起きたこと』(2014)や『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(2017)『逆転のトライアングル』といった作品を手がけてきたが、最新作『The Entertainment System Is Down』はオストルンド作品史上最も野心的な内容になると伝えられている。
本作で、オストルンド監督は長年のビジネスパートナーであるエリク・ヘンメンドルフと共に製作を兼任。オストルンド作品を扱ってきた映画販売会社Coproduction Officeが製作と海外エリアにおける販売を担当する。
俳優業への精力的な活動を見せるキアヌは、アジズ・アンサリ監督デビュー作『Good Fortune(原題)』や、ジョナ・ヒル監督&キャメロン・ディアス共演の映画『Outcome(原題)』、『ソニック・ザ・ムービー3(原題)』など新作が続々と待機中。2025年6月には『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『バレリーナ(原題)』の米公開を控えているところだ。
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Source:Variety