キアヌ・リーブスがプロのカーレーサーデビュー ─ レース中スピンアウトするも負傷なし

『スピード』(1994)や『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズでお馴染みのキアヌ・リーブスが、2024年10月5日(現地時間)に米インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されたToyota GRカップにて、プロのカーレーサー・デビューを果たした。米Deadlineなどが報じている。
トップスターであると同時に、大の車、バイク好きでも知られるキアヌ。スポーツとコメディのYouTubeチャンネル「Dude Perfect」のメンバーであるコーディ・ジョーンズとチームを組み、本大会にてプロカーレーサーとしてのデビューを飾った。
Associated Pressによると、キアヌは45分間のレースの中盤、ターン9の出口にてスピンアウトし、芝生に突っ込んだものの衝突を回避した。自身にも怪我はないと合図を出した後に、コースに戻り、35台中31番手で予選を通過している。途中、21番手まで順位を上げ、ターン14でのクラッシュも回避し、最終順位は25位でフィニッシュ。翌日行われたレース2では24位の結果を収めている。
Stars shine brighter at Indy
Film icon Keanu Reeves and @dudeperfect’s Cody Jones are on track for Race 1 of the Toyota GR Cup!@officialgrcup | @indy8hour pic.twitter.com/ZbkFfBphiy
— Indianapolis Motor Speedway (@IMS) October 5, 2024
インディアナポリス・モーター・スピードウェイの公式Ⅹが「スターはインディでより輝いていました」とキャプションを寄せた投稿では、BRZRKRのロゴが入ったレーシングジャケットを着用したキアヌがほほ笑んでいる。ジャケットのほか、レース車の側面でも確認できるBRZRKRのロゴは、キアヌ自身が手がけたアメコミのタイトルだ。キアヌが自分の愛する世界観とともにレースに臨んだことが窺える。
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『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ』や、コメディ映画『Good Fortune(原題)』、リューベン・オストルンド監督最新作『The Entertainment System Is Down(原題)』など俳優としては当然常に引っ張りだこのキアヌ。自身のバイクメーカー「Arch Motorcycle Company」の共同創設者とともにドキュメンタリーシリーズ製作に乗り出したほか、バンド「Dogstar」の活動も精力的で、つい先日も音楽フェス、Ohana Festivalに出演していたところ。特定の活動に縛られることなく、常にその多才ぶりを発揮している。
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Source:Deadline,Associated Press,CNN,X,indianapolismotorspeedway,Dogstar