キアヌ・リーブスがアメコミ作家デビュー、早くも自身主演で映像化を希望

『ジョン・ウィック』シリーズなどで知られるキアヌ・リーブスが、アメコミシリーズ『BRZRKR(原題)』でコミックライターとしてデビューを果たすことがわかった。それも、主人公の容姿はキアヌ本人と瓜二つなのだ。米USA Todayが報じている。
容赦ない暴力描写で描かれる本作の主人公は、“バーザーカー”と呼ばれる不死で半神半人の男。正気を失う程に暴力に取り憑かれたバーザーカーだが、何世紀にも渡って地球を彷徨い続けてきた後、遂に救いの手が差し伸べられる。それは米国政府の為に、彼以外では不可能な、非常に暴力的で危険な任務を成し遂げることだった。その引き換えに米国政府は、彼が探し求め続けてきた、“永遠の命の真実”、そして、“その命を終わらせる方法”について明かすことを約束するが……。
2020年10月から米BOOM! Studiosにて連載が開始される『BRZRKR』は、全12号となるシリーズ。原作はキアヌとコミック版『ビルとテッドの大冒険』のマット・キントが共同で、作画は『マーベル シークレット ウォーリアーズ』のアレサンドロ・ヴィッティが務める。本件についてキアヌは「コミックが子供の頃から好きで、僕の芸術面にも多大な影響を与えてきました」と語っている。
「『BRZRKR』に携わる機会を頂き、そして作家マット・キント、作画アレサンドロ・ヴィッティ、カラーアーティストのビル・クレイブツリー、レタラーのクレム・ロビンス、コンセプト・カバーアーティストのラファエル・グランパのような業界のレジェンドたち、偉大なBOOM! Studiosと共に作品を作り上げられるのは、僕の夢が叶ったようなものです」。
キアヌ・リーブスにとって念願叶っての漫画作家デビューというわけだ。10月に放たれる渾身の一作が、日本でも読める日が来ることを祈るばかり。なお、キアヌは早くも映像化にも前向きな姿勢を示しているようだ。「是非、バーサーカーを演じてみたいです!本当に面白い物語なので、僕で無くても誰かに演じて貰えれば嬉しいですね」。
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Source:USA Today , Collider , Boom! Studio(1,2)