バリー・コーガン、キリアン・マーフィー主演「ピーキー・ブラインダーズ」映画版に出演、『ダンケルク』ぶり共演へ

『エターナルズ』(2021)『イニシェリン島の精霊』(2022)などのバリー・コーガンが、キリアン・マーフィー主演ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」(2013-2022)の映画版に出演することがわかった。映画『ダンケルク』(2017)以来の共演となる。米Deadlineが報じている。
本シリーズは、実在したギャンググループ“ピーキー・ブラインダーズ”を題材とするクライムドラマ。第一次大戦後のイギリスを舞台に、トミーことトーマス・シェルビー(マーフィー)を中心としたギャングー家の暗躍が描かれる。2013年に英BBCで放送開始後、2014年よりNetflixにて配信開始され、欧米で社会現象を巻き起こした。
映画版はNetflixとBBC Filmが共同で製作し、「ピーキー・ブラインダーズ」クリエイターのスティーヴン・ナイトが脚本、シーズン1でメガホンをとったトム・ハーパーが監督を務める。製作総指揮にはナイトやハーパー、主演のマーフィーらが名を連ねている。
新キャストにはコーガンのほか、『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンも起用されているが、ともに役柄は明かされていない。
マーフィーと同じくアイルランド出身のコーガンは、母国の作品で経験を積んだ後、『ダンケルク』(2017)や『エターナルズ』、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)などの大作に出演。『イニシェリン島の精霊』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『Saltburn』(2023)の怪演でも賞レースを駆け巡った。直近では、スティーブン・スピルバーグ&トム・ハンクス製作総指揮の戦争ドラマ「マスターズ・オブ・ザ・エアー」(2024)やアンドレア・アーノルド監督の新作映画『Bird(原題)』に出演している。
「ピーキー・ブラインダーズ」映画版のプロットの詳細は現時点で伏せられているが、以前ナイトが語ったところによると、第二次世界大戦が舞台になるようだ。撮影は2024年内に開始される予定。
ちなみにドラマ版では、トム・ハーディやアナ・テイラー=ジョイ、サム・ニール、エイドリアン・ブロディなど映画ファンにお馴染みの顔ぶれが重要な役を演じてきた。コーガンとファーガソンは、映画版でどんなキャラクターを演じるのか。
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