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【ネタバレ】「ロキ」キッド・ロキの裏設定、なかなか辛かった

ロキ
(C)2021 Marvel

この記事には、「ロキ」第5話のネタバレが含まれています。

ロキ
(C)2021 Marvel

「ロキ」第4話『分岐イベント』で剪定されたロキは、第5話『未知への旅』で虚無の世界と呼ばれる地に目覚める。そこは時の終わりであり、TVAが剪定した者たちが捨てられる、言わばゴミ処置場のようなところだ。ちなみにこの世界観は子供向け番組『テレタビーズ』がモデルになっている

そこでロキが出会ったのは、キッド・ロキ、クラシック・ロキ、ボーストフル・ロキ、アリゲーター・ロキと呼ばれる変異体たち。彼らの中でも、子供の見た目をしたキッド・ロキがリーダーとして振る舞っているようだった。クラシック・ロキも、「彼に敬意を払え。ここは彼の王国だ」と言っている。

キッド・ロキ役を演じたジャック・ヴィールが米ComicBookMovieに語ったところによると、この子供にはこんな裏設定があったのだという。

「みなさんご存じないと思いますが、キッド・ロキが“虚無の世界”での最年長なんです。彼は何千年前も剪定されていたんですが、“虚無の世界”はレンスレイヤーが言うように“時の終わり”なので、年を取らないんです。そして、キッド・ロキはソーを殺しているというのも完全に事実です。他のロキはわざわざソーを殺そうとしないし、うまく殺せません。だから彼は最年長だし、最も恐ろしい存在なのです。」

キッド・ロキがソーを殺したというのは劇中でも言われていた通りだが、これは事実ということらしい。そして驚くべきは、キッド・ロキが“虚無の世界”で数千年も生き続けているということだ。あの世界では「止まったら死ぬ」と言われているので、キッド・ロキは悠久の時を、常に動き続けて生き延びていたわけである。この世界の生き抜き方をクラシック・ロキやボーストフル・ロキに伝授したのも、子供に見えるキッド・ロキだったのだろう。地下の隠れ家で、キッド・ロキが高座に座っていたのも、そういうわけということだ。

ロキ
(C)2021 Marvel

ちなみに第5話に登場した変異体のうち、ボーストフル・ロキはまた別の変異体との裏切り合戦に巻き込まれて置き去りにされ安否不明。クラシック・ロキはアライオスとの戦いで自らを犠牲にした。残るキッド・ロキは生き延びたと見られるが、彼は今後、次世代チーム「ヤング・アベンジャーズ」の一員になると目されている。これが実現したら、きっと数千年生きた年長者として、尊大な振る舞いを見せてくれることだろう。

Source:ComicBookMovie

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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