ジョセフ・ゴードン=レヴィット、新作映画にて刑事役で主演 ─ リチャード・マッデンらと共演へ
『インセプション』(2010)『ダークナイト ライジング』(2012)などのジョセフ・ゴードン=レヴィットがAmazon製作の新作映画『Killer Heat(原題)』に主演することが分かった。合わせて『きっと、星のせいじゃない。』(2014)『ダイバージェント』シリーズのシェイリーン・ウッドリー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのリチャード・マッデンがキャスティングされている。
米Deadlineによると、本作はギリシャの孤島を舞台に双子の兄弟が凶暴な三角関係にとらわれ、「嫉妬深い男」で知られる傷ついた刑事が、捜査に呼ばれるというあらすじ。レヴィットが刑事役を、マッデンが双子の兄弟役を演じることを米Colliderが伝えている。撮影はギリシャ・クレタ島にて5月より開始予定だ。
メガホンを取るフィリップ・ラコートは初長編映画『Run(原題)』(2014)が第20回リュミエール賞の最優秀フランス語映画賞にノミネートされ、第67回カンヌ国際映画祭のある視点部門にコートジボワール映画として初めて選出された経歴を持つ。『Night of the Kings(原題)』(2020)では、第93回アカデミー賞国際長編映画賞ショートリストに選出され、国際的な評価を獲得している。
ノルウェーの小説家ジョー・ネスボによる短編「The Jealousy Man(原題)」を元に、『ハウス・オブ・グッチ』(2021)で脚本を務めたロベルト・ベンティヴェーニャが執筆し、更に『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)の脚本家であるマット・チャーマンが改訂を加えるというストーリーは非常に骨太な仕上がりが期待できそうだ。レヴィットはエグゼクティブプロデューサーとしても名を連ねている。
実写映画での活躍はもちろん、声の出演も豊富なレヴィットは『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズが、最新作『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー(原題:Beverly Hills Cop: Axel Foley)』にも出演が決定しており、ジャンルや作品の規模を超えて常に挑戦を続けている。ウッドリーとはオリバー・ストーン監督『スノーデン』(2016)では恋人同士を演じた経験もあることから、息の合った演技を見せてくれるだろう。
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