Menu
(0)

Search

『ドリームプラン』会見レポート全文、ウィル・スミスやウィリアムズ姉妹らたっぷりトーク

ドリームプラン
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

DS:一番の思い出は、このすばらしいキャストと毎日現場にいられたことです。このレベルの映画に出たのは、私にとって初めてのことだったけれど、みんなが私に優しくしてくれて、いつも中に入れてくれました。とくに、ウィル。これらすばらしい役者がやることを見る中で、私はたくさんのことを学ばせてもらいました。

SS:ビーナスを演じることで、私は若い女性として成長できたと感じています。彼女たちは若い時からすごく地に足がついていました。彼女たちにはすばらしいお父さんがいて、また言うけれども、家族はすべて。それを知って、私は、長いこと連絡をしていなかった幼い頃の知り合いに声をかけたりするようになりました。それに、仕事仲間をリスペクトするということも学びました。ウィルは常に私たちが居心地いいようにしてくれたし、現場にいるすべての人たちと良い関係を築いていました。彼はすごく優しい人。彼はまさに私たちのパパのようでした。撮影が終了した時、もう1回最初からやりたいと思ったんです。もう1回、これらの思い出を実際に体験したいと。私は一生懸命頑張ったし、みんなのことを誇りに思っています。これを世界の人々に見てもらうのが待ちきれないです。観るとき私は毎回泣いてしまいます。

──ウィルとアーンジャニュー、あなたたちはこの経験から何を学びましたか?また、観た人に何を感じてもらいたいと思いますか?

AE:撮影中、周囲を見回しては、「自分はたぶん人生において正しいことをしたのだろう」と思うことが、何度かありました。まるで神様からプレゼントをもらったように感じたから。今作では、これらの若い優れた女性たち(サナイヤとデミ)とお仕事をさせてもらうことができました。彼女らからは多くを学びました。彼女らは楽々やっているように見える。「今日はウィル・スミスと楽しいことをするんだ」とでも言うように。でも、そう見せるのが彼女らの偉いところなんです。カメラの前でただ普通に生きているようにするのは、誰にでもできることではない。そこにカメラがあるんですから。でも、彼女らはいつもナチュラルにいました。それに、ウィル。彼はスーパースターだけれど、誰にでも優しい。自分のいるところで誰かが嫌な目に遭うことを、彼は許さない。レイナルド・マーカス・グリーンはみんなのチアリーダーでした。初日から最後の日まで、彼は毎日同じ情熱を持っていました。私たちに対して拍手をしてくれました。

この撮影は、毎日が楽しかったです。そのことに本当に感謝をしています。それが私の思い出。これは、まさにプレゼントでした。

── 素敵ですね。ウィル、あなたは?

WS:サナイヤとデミは、世界で最高のプレイヤーを演じられるように、テニスを習わないといけませんでした。僕は「ALI/アリ」でモハメッド・アリを演じたから、それがどれくらい大変なことなのかわかっています。プロのファイターですら、アリみたいな動きはできないんです。プロのテニス選手でも、ビーナスやセリーナみたいな試合はできない。しかも、サナイヤは、ビーナスみたいにプレイできるよう学んだだけじゃない、彼女は左利きなんです。利き手じゃないほうで世界最高のプレイヤーのようにテニスができるようになってみせたんです。(ここでみんなが拍手)。そう、拍手してあげて。そういう現場に足を踏み入れる時、僕は自分の責任を感じます。彼らは僕の家族。彼らは僕のクルー。僕の仲間。ここは僕の場所。それらを見つめていて、僕はとても美しいと感じました。

アーンジャニューとのキッチンでのシーンは、どうアプローチすればいいのかギリギリまでわかりませんでした。少しわかりはじめたのは前日になってから。アーンジャニューはすごく自信を持っていて、「そうね、いや、違う。もうちょっとかな。いやそうじゃなくて、もうちょっと」って感じでした(笑)。当日になって、彼女はようやく「これだ!」と言ったんです。そうやってプッシュするのを見て、素敵だなと思いました。そのお手伝いができて、嬉しいです。あんなふうに、リアルなシーンを作り上げることに関われて嬉しかったです。

君たち3人(ビーナス、セリーナ、イシャ)に、「ここにいる僕たちはみんなあなたたちの家族をすごいと思っています。世界に対してこんなふうにあなたたちを描写することができたのは大きな光栄でした」と言いたいです。辛い思いをしてくれてありがとう(笑)。頑張ってくれてありがとう。世界にインスピレーションを与えてくれてありがとう。感謝します。

映画『ドリームプラン』は、2022年2月23日(祝・金)より全国ロードショー。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly