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「Kino Festival(キノフェス)2023」開催決定、ここでしか観られない名作ラインナップ8作品が発表

“ここでしか観られない名作を映画館で”を合言葉に、映画配給会社キノフィルムズが主催する特集上映Kino Festival(キノフェス)が、今年も「Kino Festival(キノフェス)2023」として、10月27日(金)より開催されることが決定した。キノフェスは今年で3回目。今年のラインナップは全8作品となり、会場は昨年同様、kino cinéma 3館(横浜みなとみらい、立川髙島屋S.C.館、天神)で開催される。

トップバッターの上映を飾る注目作は、アカデミー賞®を受賞した『イングロリアス・バスターズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』や、007シリーズの犯罪組織スペクターの首領役などでお馴染みの名優クリストフ・ヴァルツが初監督・出演した『ジョージタウン』。共演にオスカー女優ヴァネッサ・レッドグレイヴを迎え、ワシントンDCの高級住宅地として知られるジョージタウンで起こった実在の事件をもとに、アメリカで最も権威のある賞のひとつであるピューリッツァー賞受賞の脚本家が手掛けた骨太のクライム・サスペンスだ。

加えて、母になりたいと願う40代の女性と、育児を拒否された赤ちゃんの出会いを通してフランスの乳幼児里親委託や、養子縁組課で働く人たちの苦悩や葛藤をリアルかつ繊細に描いた感動作 『イン・セイフ・ハンズ』は、近年日本でも、内密出産や赤ちゃん遺棄に関して社会的関心が高くなっているが、フランスでは親が育てられない子どもを「国の子(pupilles de l’Etat)」として、国が後見人となり養親を選定する制度があり、その過程が丁寧に描かれる。日本の福祉の発展に貢献する良質な映画として、多くの方々にスクリーンで鑑賞いただきたい1本だ。

その他、2012年に実際に起きたアメリカ史上最大規模の偽造クーポン詐欺事件をもとに映画化され、コメディ界のレジェンド、ベン・スティラーが製作総指揮を務めたクライム・コメディ『クイーンピンズ』や、イラストレーター、小説家、映画監督など多彩な顔を持つフランスのアーティスト、ジョアン・スファールによるバンド・デシネ(コミック)「プチ・ヴァンパイア」シリーズが原作で、日本でもテレビ神奈川やTOKYO MXで放映されたことがある『プチバンピ』がファン待望のスクリーン上映されるほか、コアな映画ファンを唸らせる様々なジャンル(コメディ・スポーツ・ヒューマンドラマ・アニメ)の魅力的な8作品が勢ぞろいした。

全作品紹介は次のページで。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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