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名作アニメ『わんわん物語』実写版、ディズニー映像配信サービスで独占配信へ ― 出演者の情報が到着

ディズニー

ウォルト・ディズニー・プロダクションが1955年に発表した名作アニメ映画『わんわん物語』が実写化され、2019年に開始されるディズニーの映像配信サービスにて独占配信される。近年のディズニーが精力的に取り組んでいる“自社作品の実写化プロジェクト”の一環だが、映像配信サービスの始動が近づく中、さらなる展開が見えてきたといっていいだろう。

このたび米Collider、米Deadlineは、この実写映画版『わんわん物語(邦題未定、原題:Lady and the Tramp)』に関する出演者の情報を伝えている

『わんわん物語』は血統書付きのレディと雑種犬トランプが恋に落ち、冒険を繰り広げる物語。レディとトランプがスパゲッティを食べていてキスしてしまう場面はあまりにも有名だ。
Colliderの情報によれば、現在トランプ役の声優として、映画『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)や『Mute/ミュート』(2017)のジャスティン・セローが契約交渉に入っているという。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)で短い出番ながらマスター・コードブレイカー役として登場したり、『トランスフォーマー』シリーズ初のスピンオフ映画『バンブルビー』(2019年日本公開)で声優を務めたりと大作映画への出演も増えつつある人物だ。同サイトによれば、ジャスティンは契約締結が近い状態にあるという。

Mute/ミュート ジャスティン・セロー
『Mute/ミュート』よりジャスティン・セロー Keith Bernstein / Netflix

またDeadlineは、サブキャストとして映画『ロブスター』(2015)やドラマ「アグリー・ベティ」(2006-2010)のアシュレー・ジェンセンが出演すると伝えている。アシュレーが演じるのはレディの親友である犬のジャッキー役。アニメ版では近所の屋敷に暮らすジョックとして登場したキャラクターだが、今回の実写版では設定が変更されている。

実写とCGの融合によって描かれる実写版『わんわん物語』でメガホンを取るのは、『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』(2017)のチャーリー・ビーン監督。脚本を執筆したのは、映画監督・脚本家・俳優と複数の顔を持つアンドリュー・バジャルスキーだ。

実写映画版『わんわん物語(邦題未定、原題:Lady and the Tramp)』は2019年にディズニーの新映像配信サービスにて独占配信予定。なお、劇場公開は実施されないものとみられている。

Sources: Collider, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。