DCドラマ「ランタンズ」は「刑事バディもの」 ─ 新人&レジェンドのヒーローコンビ、「押し引きが重要」

DCコミックス「グリーン・ランタン」の新ドラマ「ランタンズ(原題:Lanterns)」は、“刑事バディもの”としての側面をそなえる作品になるという。ショーランナー・製作総指揮のクリス・マンディが、米Men’s Healthのインタビューで語った。
グリーン・ランタンは、銀河の平和を守るべく、絶大な力を持つ「パワーリング」と呼ばれる指輪を駆使して戦うヒーロー。「ランタンズ」では、新米グリーン・ランタンのジョン・スチュワートと、レジェンドのハル・ジョーダンがアメリカで起きた殺人事件を捜査するなか、銀河にまたがる巨大な謎に巻き込まれてゆく。
本作は犯罪ドラマの傑作「トゥルー・ディテクティブ」に近い作風になると伝えられている。「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」(2024)のプロデューサーでもあるマンディは、今回のインタビューで「スーパーヒーローものであると同時に、刑事バディものでもある」と説明。さらに「多くの点で“継承”をテーマにしています」と語った。
「二人(ジョンとハル)の間にある“押し引き”が非常に重要です。ジョンが持つ力の大部分は、“挑発に乗らない”ことにあります。怒鳴り散らしたりすれば力を失うことを理解しているのです。彼は自分の居場所を理解しているからこそ、過剰に補おうとする必要がない──そのことを描きたいと思っています。」
マンディは、ジョン・スチュワート役を演じるアーロン・ピーエルについて「真のバランス感覚が生まれつき備わっている」と評価。「大柄で、見た目にも威圧感がある。けれども、同時にソフトさや思慮深さもある。それは教えて身につくものではありません」と称賛の言葉を続けた。
出演者はジョン・スチュワート役のピエールのほか、ハル・ジョーダン役に『ゴジラvsコング』(2021)のカイル・チャンドラー。保安官ウィリアム・メイコン役を『アンビュランス』(2022)のギャレット・ディラハント、保安官ケリー役を『ノーカントリー』(2007)のケリー・マクドナルド、ヴィランのシネストロ役を北欧の名優ウルリク・トムセンが演じる。
シリーズは全8話構成で、共同脚本は「ウォッチメン」(2019)のデイモン・リンデロフ、コミック「ロールシャッハ」などの作家トム・キング。第1〜2話の監督は、ゲイリー・オールドマン主演のスパイスリラー・ドラマ「窓際のスパイ」のジェームズ・ホースが務める。なお、3人はマンディとともに製作総指揮も兼任する。
ドラマ「ランタンズ(原題:Lanterns)」は2026年に米HBOで配信・放送予定。
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Source: Men’s Health
























