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傑作サバイバルゲーム『The Last of Us』ドラマ化決定 ─ 「チェルノブイリ」脚本家と原作クリエイターがタッグ

The Last Of Us
Photo by Björn Engqvist https://www.flickr.com/photos/bjornolsson/13778430663/

全世界で200以上のゲームアワードを受賞した、傑作サバイバルアクションの決定版『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』が、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)「チェルノブイリ」(2019)などで知られる米HBOにてドラマ化されることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『アンチャーテッド』シリーズの開発会社Naughty Dogが手掛けるゲーム版は、ある日突然、人間を凶暴化させる寄生菌の感染拡大により荒廃したアメリカを舞台に繰り広げられる、三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。かつて娘を失った主人公ジョエルと、少女エリーのサバイバル劇を描く。

ドラマ版の脚本は、ゲーム版でクリエイティブ・ディレクターを務めたニール・ドラックマン氏と、「チェルノブイリ」の脚本・製作総指揮を務めたクレイグ・メイジンが共同で担当。ドラマ版は原作ゲームで起きたイベントを基にしており、2020年5月にリリースされる続編『The Last of Us Part II』の要素も含まれる可能性もあるとのことだ。

製作総指揮には2人のほか、Naughty Dogのエヴァン・ウェルズ社長、テレビプロデューサーのキャロリン・ストラウスらが就任。製作はソニー・ピクチャーズ・テレビジョンと、ソニー傘下のPlayStation Productionsが共同で行う。PlayStation Productionsはソニーのビデオゲームを映画化・テレビ化する製作会社として2019年に設立されたもので、本作はテレビ作品第1弾となる見込みだ。放送時期などの詳細は不明だが、HBOの公式Twitterでは、「coming soon(近日公開)」と記された投稿と共にティーザーを公開している。

メイジンはドラックマンについて以下のように語った。

「ニール・ドラックマンは間違いなく、ビデオゲーム業界で活躍する最高の作家の一人であり、ゲーム『The Last of Us』は彼の最高傑作です。この息を呑むような作品をドラマ化することは、私の長年にわたる夢であり、ニールとタッグを組んで製作できることを光栄に思っています。」

一方でドラックマンは、メイジンについて以下のように述べている。

「クレイグと初めて会話を交えた時、彼の描く物語と『The Last of Us』に対する愛と深い理解に圧倒されました。クレイグとHBOが生み出した「チェルノブイリ」は、緊迫感あふれ、痛ましく、エモーショナルな傑作だ。『The Last of Us』の物語をドラマとして甦らせるうえで、彼ら以外のチームでのパートナーは考えられませんでした。」

ゲーム『The Last of Us』は、2013年にPS3ソフトとして発売され、その後はPS4にてリマスター版がリリースされている。2020年5月29日発売予定の続編、PS4ソフト『The Last of Us Part II』は同作の5年後を舞台とした内容になるということだ。

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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