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『The Last of Us Part II』アビー役声優、SNSで脅迫被害を受けていた「あまりにも度が過ぎている」

The Last of Us Part II(使用可)
©Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.

傑作サバイバルアクションの決定版『The Last of Us』の続編『The Last of Us Part II』が発売されて以降、本作で初登場したアビーには痛烈な批判の声が寄せられてきた。アビーの声優を務めたローラ・ベイリーは、批判の域を超えた、深刻な脅迫被害に晒されているようだ。※本記事ではネタバレを伏せるため、アビーに関する具体的な情報は記載しておりません。

この度、ベイリーは自身のTwitterを通して、脅迫者から寄せられた言葉を画像の中に組み込み投稿している。「ここではポジティブなことしか呟かないようにしてきました。ただ、ここまで来ると度が過ぎているので。一部、ネタバレ防止のため黒塗りすることにしました」。そこに記されていた内容は、“居場所を突き止めてぶっ殺すからな”、“お前が台無しにしたんだ”、“家族が癌で死ねばいいのに”など卑劣な言葉の連続だった。

とはいえ、ベイリーは批判者に対して具体的な声明を述べることはなく、ファンへの感謝を述べている。「励ましの言葉を送ってくれる全ての人に感謝します。口では言い表せられないほどに」。その後、ベイリーに対して、クリエイティブ・ディレクターのニール・ドラックマン、マニー役の声優アレハンドロ・エッダ、ドラマ版「The Last of Us」の脚本を手掛けるクレイグ・メイジン、そして多数のファンからベイリーに対して激励の言葉が送られた。そんな状況に対してベイリーは、「私は善人は悪よりも遥かに強いと信じてきました。そのことを思い出させてくれて、ありがとうございました」感激している。

一方、ドラックマンも同じく脅迫被害に見舞われていることを自身のTwitterを通じて明かした。

「このゲームを好きでも嫌いでも構いませんし、その上で自身の感想を共有して頂くことも問題ありません。しかし、私に寄せられている言葉の中には、残念ながら下品で憎悪的で、暴力的な内容があまりにも多過ぎます。」

なお、本作のゲーム開発会社「Naughty Dog」の公式Twitterアカウントも声明を発表している。

「(作品について)批判的な議論を繰り広げて頂くことは歓迎しますが、製作陣や出演者に対しての脅迫については断固として容認することは出来ません。私たちにとって、彼らの安全が最優先事項であり、このような振る舞いを無くすため、そして建設的で温情のある言説を維持するためにも全員の協力が必要不可欠です。」

ゲーム『The Last of Us Part II』は2020年6月19日より発売中。

Source: Laura Bailey , Neil Druckmann , Naughty Dog

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。