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まさかのスピンオフ!『ザ・LEGO・バットマン・ムービー(原題)』予告編が公開!

先日、アメリカで一番の”オタクの祭典”ことコミコンでは、ナードでギークなみんなのために嵐のような予告編の公開ラッシュがあった。 そのうちほとんどが日本でも紹介されていて、いろいろな映画の情報をゲットしている方も多いでしょう。

しかし、コミコンで公開された予告編の中には、もう一つ注目するべき作品があります。

『ザ・LEGO・バットマン・ムービー(原題)』

2014年公開のクリス・プラット主演、CGアニメーション映画『LEGO ムービー』のスピンオフにあたるこの作品。 ティーザー予告は以前から公開されていたが、映画の大まかなプロットが見えてくるのは今回が初めて。 『LEGO ムービー』同様にオトボケ、ズッコケなバットマンですね。

大体のストーリーはバットマンakaブルース・ウェインが養子にとった少年をロビンに育て上げながらジョーカーと戦うという筋になりそうです。またジャスティス・リーグの姿も見えていて、さらにまだ映像には出てきていませんが、バットガールの声優も発表されています。ジャスティス・リーグとバットガールはどのようにバットマンとロビンに絡んでゆくのでしょうか。気になるところです。

ユーモアの塊!

いつもは暗くて重いバットマンですがここでは完全に笑わせに来ています! いくつか面白いダイアログを訳してみます。

— バットケイブで夜な夜な活動しているバットマン

バットマン「コンピューター!ジョーカーをアーカムに留置する道のりを教えてくれ!なる早で!高速乗らずに!コンピューター!反応しろ!」 (コンピューター反応せず)

アルフレッド「こんにちはブルース様。あなたのコンピューターアクセス権を停止させていただきました」 (コンピューター:お子様ロック)

— バットケイブに迷い込むまだ何も知らないロビン

ロビン「ここはなんだ?ここってバットケイブじゃん!オーマイガー!オーマイガー!オーマイガー!うわぁああ」

ロビン、バットマンとぶつかって彼に気付く

ロビン「わ!あなたバットマン!?」

バットマン「回れ右して帰れ小僧!」

ロビン「あれ?もしかしてバットマンってブルース・ウェインの家の地下に住んでるの?」

バットマン「違う!ブルース・ウェインがバットマンの家の上に住んでるんだ!

LEGOバットマンのボイスキャスト陣

ウィル・アーネット as バットマン

彼は『LEGOムービー』でレゴバットマンを演じてからの続投です。 かなりのハマリ役で、本人も相当気に入っているようです。
トークショーやイベントにウィル・アーネットが現れるたびに、決めゼリフ“I’m Batman, LEGO Batman.(おれはバットマンだ、レゴバットマン。)”と連発しています。

マイケル・セラ as ロビン

マイケル・セラは『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』や『スーパーバッド 童貞ウォーズ』に主演しています。
彼は優しくて気の弱いオタクな青年を演じるのに最適な俳優です。 明るくコミカルな雰囲気になったこのレゴバットマンの空気に違和感なく溶け込めるでしょう。

レイフ・ファインズ as アルフレッド

ベテランイギリス人俳優レイフ・ファインズは『ハリーポッター』シリーズで宿敵ヴォルデモートや、ダニエル・クレイグ版の『007』シリーズで、ジュディ・リンチの後任Mを演じた俳優です。 予告編からもイギリス人らしいインテリさと皮肉なユーモアを持ち合わせた、かなりツッコミ役な執事アルフレッドが見られるでしょう。

ザック・ガリフィアナキス as ジョーカー

彼はコメディアンであり、『ハングオーバー』シリーズの厄介者アラン役の俳優であり、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に出演の俳優。 これが一番の驚きのキャスティングです。ですが、彼の過激でクレイジーなコメディセンスはジョーカーに通ずるものがあるかもしれません。

このほかにも、市長役にあの歌姫マライア・キャリー、バットガールにNETFLIX版『デアデビル』の看護師役が記憶に新しいロザリオ・ドーソンなどが決定しています。
『LEGOムービー』にも出演していた、ジョナ・ヒルがグリーンランタンとして、チャンイング・テイタムがスーパーマンとして、また、映画のヒロインでバットマンの彼女役でもあったエマ・ロバーツも再登場する可能性もあります。

劇中歌に期待!?

オリジナルの『LEGOムービー』では、劇中で架空のヒットソングの”Everything Is Awesome”(すべては最高!)というオリジナルの楽曲があり、これはこちらの世界でも高く評価されました。
ちなみにこの歌を歌っているのは、ティーガン・アンド・サラというカナダ出身のインディポップデュオで、ラップのパートはザ・ロンリー・アイランドというコメディアンのアンディ・サンバーグを中心としたコメディミュージックグループです。

また、バットマンは新しい自分のテーマソングを持っていました。「これがホンモノの音楽だ」と言いながらバットウィングでかける歌で、その歌詞がとても笑えるものです。

”Darkness! No parents! Super rich! Kinda makes it better”
(暗闇!親いない!でも金持ち!ちょっと気が和らぐ!)

といった具合です。 純粋に良い音楽と笑える音楽と同居させていたので、次のレゴバットマンでもこのような歌が聴けるかもと期待が膨らみます。

『ザ・LEGO・バットマン・ムービー(原題)』公開日

2017年2月全米公開、日本公開未定ですが、日本でも”笑える”バットマンを見られることを祈りましょう。

Writer

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Nao C.V.Nao Goto

パンクロックと映画が好きです。ストレートエッジになりたいのに、ストーナーフィルムに憧れています。ヴィーガンです。スタンドアップコメディアンもやってます。

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