『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチ監督が新作スリラー交渉中、SNSで強盗の様子を発信

『デッドプール2』(2018)『ブレット・トレイン』(2022)『フォールガイ』(2024)などで知られるデヴィッド・リーチが、Amazon MGMスタジオで進行中の強盗アクションスリラー映画の監督として交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
タイトルは不明だ。ソーシャルメディアを使って強盗の様子を記録し、警察といたちごっこを繰り広げる凄腕の銀行強盗グループを描く。
脚本を担当するのは、『グッド・ネイバー』(2016)「リンカーン 殺人鬼ボーン・コレクターを追え!」(2020)などを手がけたマーク・ビアンクリ。ビアンクリは、製作会社Imagine Entertainmentと10年以上かけて、このプロジェクトを開発してきたとのこと。
リーチは、ビジネスパートナーのケリー・マコーミックと自身のプロダクション会社87Northを通じてプロデューサーを務める。その他にプロデューサーに名を連ねるのは、『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2021)などを製作し、Imagine Entertainmentを率いるブライアン・グレイザー、『1917 命をかけた伝令』(2019)のジェブ・ブロディ、『ドリームプラン』(2021)のアラン・マンデルバウム。ビアンクリは製作総指揮も兼任する。
2025年1月にリーチは、『オーシャンズ14』の監督として交渉中だと報じられたが、Deadlineは、リーチの次のプロジェクトはAmazon MGMとの映画になる見込みだと報じている。
『ジョン・ウィック』(2014)で共同監督を務め、続く3作で製作総指揮を務めたリーチはスタントマン出身で、その経験は、激しいアクションが炸裂する『Mr.ノーバディ』(2021)や、スタントマンを主人公に描く『フォールガイ』(2024)などに活かされている。Amazon MGMの新プロジェクトでも、リーチの演出によるスピティーで迫力あるアクションが期待できそうだ。
▼ デヴィッド・リーチの記事
アカデミー賞、スタントデザイン賞が新設決定 ─ 2027年公開作から対象に チャドの言う通りになった 『オーシャンズ14』監督に『デッドプール2』『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチが交渉中 ブラピと再タッグ? 『ジョン・ウィック』キアヌ・リーブスのヒゲを絶対に剃らせたいスタジオ VS 絶対に剃らせたくない監督、知られざるバトル 今ではトレードマークですが 『Mr.ノーバディ2』始動、撮影開始 ─ 新監督とボブ・オデンカークが現場から写真公開 再びブチギレる 『フォールガイ』アクション手がけた浅谷康「こういうの、やっぱカッコいいっすよね」が通じる現場 ─ 映画の中の「スタントマンあるある」 ライアン・ゴズリングとの仕事の話も
Source:The Hollywood Reporter , Deadline