『リロ&スティッチ』実写映画版、リロ役が決定

ディズニーの人気アニメ映画『リロ&スティッチ』(2002)の実写映画版に、リロ役として新鋭マイア・ケアロハが起用されたことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
『リロ・アンド・スティッチ』は、ハワイを舞台に、人間の少女・リロとエイリアン・スティッチの交流を描いた人気作。のちに『ヒックとドラゴン』シリーズを手がけるディーン・デュボア&クリス・サンダースが脚本・監督を務め、続編やテレビ版も製作される大ヒットシリーズとなった。
アニメ版シリーズでリロの声優を務めてきたのは、デイヴィ・チェイス&ダコタ・ファニング(第2作のみ)。実写版リロを演じるマイア・ケアロハはハワイにルーツのある新人で、ディズニー作品としては、『モアナと伝説の海』(2016)のモアナ役に当時新人だったアウリイ・クラヴァーリョが抜擢された例にきわめて近いケースと言える。
実写版『リロ&スティッチ』の出演者として現時点で判明しているのは、『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキス。スティッチを捕まえにやってきたエイリアン、プリークリーの声を担当すると報じられている。既報によると、すでにディズニーはリロの姉・ナニを演じる俳優も検討しているとのこと。なお、スティッチは全編CGで描かれる。
監督を務めるのは、実写&ストップモーションを融合させたA24映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』(2023年6月日本公開)で高く評価されたディーン・フライシャー・キャンプ。脚本は『モアナと伝説の海』(2016)に携わったクリス・K・T・ブライト、製作は『アラジン』(2018)のダン・リン&ジョナサン・アイリヒ。
実写映画版『リロ&スティッチ(原題)』はディズニープラスにて配信予定。
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Source: The Hollywood Reporter