『リロ&スティッチ』実写映画版、出演者が初判明 ─ 『ハングオーバー!』の名バイプレーヤーが参戦

ディズニーの人気アニメ映画『リロ&スティッチ』(2002)の実写映画版に、『ハングオーバー!』シリーズのザック・ガリフィアナキスが出演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
『リロ・アンド・スティッチ』は、ハワイを舞台に、人間の少女・リロとエイリアン・スティッチの交流を描いた人気作。のちに『ヒックとドラゴン』シリーズを手がけるディーン・デュボア&クリス・サンダースが脚本・監督を務め、続編やテレビ版も製作される大ヒットシリーズとなった。
本作の出演者として初めて明らかになったザックは、すでにディズニーとの出演契約を結んでいるとのこと。主要な役どころでの登場になるものの、役柄は明らかになっていない。

90年代からコメディアンとして活躍してきたザックは、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009)でブレイクし、同シリーズのほか『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』(2010)や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)『ビトウィーン・トゥ・ファーンズ:ザ・ムービー』(2019)などに出演。『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)ではジョーカーの声を担当するなど、声優としても活躍している。
今回の報道によると、実写映画版はディズニープラス(Disney+)にて配信される予定。もちろん物語はリロ&スティッチに焦点を当てたものになるようで、ディズニーは現在、リロと姉・ナニを演じる俳優を広く検討しているという。なお、スティッチはCGで描かれる。
既報の通り、監督はA24映画『Marcel the Shell With Shoes On(原題)』のディーン・フライシャー・キャンプ。同作は実写映像とストップモーション・アニメを織り交ぜたコメディで、批評家・観客から高い評価を得た。脚本は『モアナと伝説の海』(2016)に携わっていたクリス・K・T・ブライトが執筆し、製作は『アラジン』(2018)のダン・リン&ジョナサン・アイリヒが務める。
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Source: The Hollywood Reporter