ジョニデの美しすぎる娘、リリー・ローズ(16)が映画『The Dancer』でカンヌ国際映画祭デビュー!

5月14日から22日まで開催された「第69回カンヌ国際映画祭」。
輝くスターたちがそろう中、
ひときわ注目を集めたのがリリー=ローズ・デップだ。
名前からもピンと来る人も多いと思うが、
彼女は大スタージョニー・デップの娘なのだ。

これだけでも十分注目の的になるのだが、
彼女が出演した映画『ザ・ダンサー/The Dancer』が、
第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」に出品された事により、
リリー・ローズは若干16歳でカンヌ国際映画祭デビューを果たしてしまったのである。
これには周囲も驚いただろう。
『ザ・ダンサー』で彼女は才能と美貌を武器に、
主人公を惑わすダンサー・イサドラ・ダンカンを演じている。
この映画はモダンダンスと舞台照明技術のパイオニアとして知られる、アメリカ人ダンサー・ロイー・フラーの半生を基に造られた作品である。
主人公ロイーを演じたのは歌手で女優のソコ。

重い衣装装置で背中を痛め、
照明で目を焼いても完ぺきなダンスを追及する、
ストイックで魅惑的な香りの漂うのロイーを見事に演じている。
バックミュージックには、
心も揺さぶられるようなクラシックの名曲が流れ、
幻想の世界へと導いてくれる作品となっている。
リリーの演じるイサドラはそんな光とダンスの魔術師を惑わせ魅了し、
最後には転落の人生へと導くダンサーである。
落ち行く巨匠の人生は果たしてどんな結末に・・・

またこの映画の中でリリーは、体のラインがあらわになる薄い衣装を身にまとい、
官能的なダンスを踊り、ソコとのキスシーンもあるそうだ。
16歳でそんな役をと思う所もあるかもしれないが、
リリー・ローズは男女問わずに人を好きになるバイセクシャルを告白している。
正確にはセクシャル・フルイディティだそうだ。
どちらも似ているのだがハッキリと分類されている。
今回の役を演じる上でこの事が考慮されたかはわからないが、
そんな彼女だからこそリアルな演技ができたのかもしれない。

なお今回のカンヌ映画祭のコンペティション部門の審査員が、
リリー・ローズの母親のヴァネッサ・パラディが務めている。

映画祭初日に行われた審査員会見では、
カンヌデビューを果たす娘にアドバイスをしたことを明かしている。
日本での公開はまだ未定だが、
ダンス好きはもちろん、ダンスに詳しくない人も、
興味をそそられる作品ではないだろうか。
16歳で人を惑わす役を見事にこなすリリー・ローズ。
今から大物になるニオイが漂ってくる。

Source:
http://www.cinematoday.jp/page/N0082688
http://by-s.me/article/193588586432959670