実写版『リトル・マーメイド』2023年6月9日、日本公開決定

ディズニー実写版『リトル・マーメイド』が、2023年6月9日に日本劇場公開となることが明らかになった。
1991年に日本公開された名作アニメーション『リトル・マーメイド』は、後に『アラジン』『美女と野獣』の誕生へと続いていく、ディズニーが第二黄金期へと進んでいくきっかけとなった重要な作品。主題歌の「アンダー・ザ・シー」がアカデミー賞歌曲賞を受賞し、当時のディズニー史上最大のヒットとなったことに加え、主題歌の「アンダー・ザ・シー」がアカデミー賞歌曲賞を受賞、作曲家のアラン・メンケンもアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、ディズニー・アニメーションの新たな歴史の幕開けとなった。ディズニーの礎を築いてきたとも言える本作の実写映画化が、記念すべき100周年に実現する。
『リトル・マーメイド』は、海の王国に暮らすマーメイドの王女アリエルが主人公のミュージカル・ファンタジー。アニメーション版でアリエルは姉妹の中でも最も美しい声を持つ末娘として描かれ、その歌声を聴いた人々を魅了し、またその声が美しすぎるがゆえにヴィランから声を奪われてしまうほど。アリエルの“声”はキャラクターを表現するに欠かせない要素の1つ。そんな彼女を実写化するにあたり、ディズニーは大規模なオーディションを実施し、数多くの候補からあの“声”を見事に体現した新人女優ハリー・ベイリーを見つけ出した。
歌手としての実力はすでにお墨付きで、かの歌姫ビヨンセも彼女を愛し、自身のアルバムやツアーにも出演させるほどの逸材。公開されている特別映像で初めて実写版アリエルが登場すると、わずかな歌パートながらも圧倒的な歌唱力とカリスマ性を兼ね備えたその歌声には全世界から熱い視線が注がれた。
さらに歌声と共に実写版の新たな世界を作りだすのが、ディズニーの伝統的なミュージカル・ナンバー。アニメーション版に続いて巨匠アラン・メンケンが担当、ブロードウェイでの活躍をはじめ、『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』など新たなディズニーの音楽をも担う新進気鋭の鬼才、リン=マニュエル・ミランダが参加する。4つの新曲も新たに書き下ろされることが発表されており、音楽と共に歩んできたディズニーが最強のタッグで100周年を彩る。
リン=マニュエル・ミランダやハリー・ベイリーなどの新たな才能やアラン・メンケンをはじめとしたスタッフに、これまで積み上げてきたディズニーのレガシーが融合し、ミュージカル映画の新たなる金字塔が誕生する。『リトル・マーメイド』は2023年6月9日(金)、日本公開だ。
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