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DCドラマ生みの親グレッグ・バーランティが監督!再リメイクが決定したB級映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』って?

数年前から空前の観葉植物ブーム。今はエアープランツとやらが流行っている。だが、私はどれも買っていない、ある形の観葉植物を探し回っているからだ。

こういうやつ。

https://jp.pinterest.com/pin/573505333774069005/
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そう、まさにオードリーⅡだ。子供の頃から私は、この観葉植物が登場するB級コメディホラー『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が大好きで、いつかオードリーⅡを飼いたいと思っている。

さて、その『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が、なんとリメイクされることが決定した。メガホンをとるのはDCドラマシリーズのプロデューサーもとい生みの親とも呼ばれている、グレッグ・バーランティだ。

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』とは

あらすじ

https://jp.pinterest.com/pin/573505333774068928/
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主人公は、花屋に勤めている冴えない男シーモア。店長に怒鳴られながらも、同僚のオードリーに恋をしながら毎日を過ごしていたが、彼はある日不思議な植物の鉢を手にする。あまりにも珍しいため、それを一目見ようと花屋には客が押し掛けるようになってきた。シーモアは恋するオードリーにちなんで、この植物を「オードリーⅡ」と名付ける。

http://collider.com/little-shop-of-horrors-remake-greg-berlanti/
http://collider.com/
店長も機嫌がよくなり、シーモアもオードリーを振り向かせそうだと思っていた頃、彼はその鉢を手入れしていた際に指を切ってしまった。すると、鉢がシーモアの血を求めたのだ。店長から絶対に枯らすな、と命じられたシーモアは、植物に言われるがまま、血を与えて育てて行く。店の天井に届くほどまで成長した植物の要求は、もはや指先からしたたる血数滴では収まらないものになっていた……。

この映画の意外と長い歴史

実は、この映画には意外と長い歴史がある。

60年版

http://basementrejects.com/review/the-little-shop-of-horrors-1960/
http://basementrejects.com/review/the-little-shop-of-horrors-1960/
遡ること1960年。最初の『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が公開された。

監督はロジャー・コーマン低予算B級映画の帝王と言われた男。しかも、俳優ジャック・ニコルソンも出演している事も作品の見所のひとつだ。この作品はモノクロであり、今はすでにパブリックドメイン化されている。また、この時植物の名前は「オードリージュニア」と名付けられている。(80年版はオードリーⅡ)

ミュージカル版

https://jp.pinterest.com/ampthillmob/little-shop-of-horrors-costume-mood-board/
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そして、後にこの作品を基にしたミュージカル作品が生まれ、オフからオンブロードウェイまで伸び、空前のヒットを記録した。このミュージカルを手がけた作曲家、作詞家は、アラン・メンケンとハワード・アシュマン

彼らは“黄金コンビ”とも呼ばれ、ともに『リトル・マーメイド』『アラジン』等、ディズニー映画の名作を手がけた人物でもある。

80年版

https://jp.pinterest.com/pin/573505333774068990/
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そして、そのミュージカル版をもとにハリウッドリメイクされた映画が1986年に公開された『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』なのだ。私がドハマりしていたのはこちらの作品。

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』といえばこちらの作品を思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。
60年代のものと比べ、ミュージカル要素が加わっただけでなく、カラー版となり、設定にSF感が加わった事でより現代化されている。

 例えば、オードリージュニアが60年版ではただの気味悪い肉食植物だったのに対し、80年版はオラオラ系でお喋り、蔓を使ってオードリーに悪戯しちゃう変態宇宙植物として描かれていたり。(問題のちょっとエッチなシーンはこちら)

Writer

ANAIS
ANAIS

ライター/編集者/Ellegirlオフィシャルキュレーター、たまにモデル。ヌーヴェルヴァーグと恐竜をこよなく愛するナード系ハーフです。

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