【ネタバレ】「ロキ」シーズン2第5話、小ネタ解説 ─ あの人の変異体、原作コミックで活躍

この記事には、「ロキ」シーズン2第5話「サイエンス/フィクション」のネタバレが含まれています。

「ロキ」シーズン2第5話『サイエンス/フィクション』では、時間織り機の爆発により目の前から消えた仲間を取り戻すべく、ロキが分岐時間軸の様々な時代にタイムスリップ。一番最初に訪れた2012年のニューヨークでは、医者としての人生を送っていたハンターB-15の変異体と対面した。
エンドロールでは、ハンターB-15の変異体がウィリス(Willis)という性であることが判明する。劇中でも「ヴェリティ・ウィリス(Verity Willis)」という本名が確認できる。実は同性同名のキャラクターが原作コミックに登場している。
マーベル・コミックでのヴェリティ・ウィリス初登場は、2014年刊行の「Loki: Agent of Asgard」シリーズ第2巻。アスガルドの支配者オール・マザーの命令で王国の諜報員となったロキの友人として描かれる。ヴェリティは赤子の頃に、アンドヴァラナウトと呼ばれるアスガルド製の人工物を飲み込んでしまったことで、嘘を見抜く能力を得ることになる。
第5話劇中では、ウィリスが特殊能力を持つことになるような描写は見られなかった。終盤ではロキが物語の書き換え能力を会得したことが明かされたが、コミック「Loki: Agent of Asgard」シリーズではロキが自らを“物語の神(God of Stories)”と名乗り、自分の意思で物語を操る能力を覚醒させる。ウィリスもロキ覚醒にあたって重要な役割を担っている。

思えばハンターB-15は、分岐時間軸がドックス将軍によって剪定された時、存在したかもしれなかった別の人生を惜しむ姿が印象的だったが、その運命やいかに……。
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