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『ロード・オブ・ザ・リング』新作は「サイドストーリー」とフロド役イライジャ・ウッド ─ 「3部作を背負う作品ではない」

東京コミコン2025 『ロード・オブ・ザ・リング』ステージ

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』は、ピーター・ジャクソン監督の3部作とどのように対応するのか──。フロド役のイライジャ・ウッドは、本作を「サイドストーリー」と呼び、自らの見解を語っている。

本作は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でアンディ・サーキスが演じたゴラムを主人公とする物語。ゴラム役のアンディ・サーキスが主演・監督を務めるほか、ガンダルフ役のイアン・マッケランが復帰。フロド役を演じたイライジャ・ウッドも続投すると報じられている(ただし、本人は肯定も否定もしていない)。

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場したウッドは、「どんな作品なのでしょう? どのように(3部作に)フィットし、いかにレガシーを継承し、ピーター・ジャクソンの仕事に匹敵しうるのか……」と問われると、「必ずしもその必要はないと思います。3部作の重みを背負う作品ではないから」と答えた。

「(この映画は)3部作ではないし、原作も異なります。確かに原作(『指輪物語』)からの抜粋ですし、原作のキャラクターが登場するので、すべて正史だと言えます。これはサイドクエストであり、サイドストーリーなのです。ゴラムの背景や、(『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の)プロローグで見えたキャラクター性、その変貌への理解を深める作品になるでしょう。」

製作の背景をよく知るウッドは、この映画を「アンディ・サーキスにとってきわめて重要なもの」と語る。「大切なのは、“なぜやるのか”です。彼らは物語の核となるアイデアに興奮し、脚本を書きながら“なぜやるのか”がわかったのだと思う。だからこそ僕たちはやるのです。誠実な作品です」。

本作にはオリジナル版を手がけたピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンがプロデューサーとして参加し、製作の全プロセスに関与。ウッドによると、クリエイティブチームには3部作を手がけた顔ぶれがほとんど再集結しているという。

「3部作に携わった多くの人々が、世界観や背景、登場人物を正しく描くために尽力しています。本当に楽しくて魅力的な、新しい最高のストーリーになる。ひとりのファンとして心から興奮しています。」

ときおり主語が「僕たち」と製作側に変化しつつも、現時点ではあくまでも「ひとりのファン」としての立場から発言を続けているウッド。アラゴルン役は3部作のヴィゴ・モーテンセンから『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』(2025)のレオ・ウッドールに交代するが、これも「本当です」と認めている。

映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』は2027年12月17日に米国公開予定。

Source: Happy Sad Confused

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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