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「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2、監督は全員女性に決定 ─ エピソード数も判明

Amazonの超大作シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン2では、全エピソードを女性監督が担当することがわかった。

シーズン1第6話『奈落』&第7話『目』でメガホンをとったシャーロット・ブランドストロム、新たに参戦するサナー・ハムリ、ルイーズ・フーパーの3名が就任する。前回はブランドストロムが唯一の女性監督だったが、シーズン2の監督陣は女性のみで構成されることとなる。

ブランドストロムは4話分の監督と共同製作総指揮を兼務し、シーズン1で監督・共同製作総指揮を務めたウェイン・チェ・イップから主監督のポジションを引き継ぐことになる。ハムリとフーパーはそれぞれ2話分の監督を務める予定で、ブランドストロムとハムリはAmazon Studiosと包括契約も結んでいる。また今回の発表によって、シーズン2も前回に引き続き8話構成であることが明らかとなった。

ブランドストームは「力の指輪」シーズン1のほか、Amazonドラマ「高い城の男」(2015-2019)、「アウトランダー」(2014-)、「マダムセクレタリー」(2015–2019)、「ウィッチャー」(2019-)など、数々のドラマでエピソード監督を担当。これまでに長編映画を含む30以上の作品で監督を務め、「Julie, chevalier de Maupin(原題)」(2004)では国際エミー賞にノミネートされている。今後も「Shōgun(原題)」、Prime Videoで配信予定の「The Consultant(原題)」や「The Continental(原題)」など、期待作が目白押しの監督だ。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
Charlotte Brändström

ハムリは、直近ではAmazonドラマ「ホイール・オブ・タイム」シーズン2の製作総指揮・監督を担当。以前には「Empire 成功の代償」(2015-2020)の製作総指揮・監督を務め、「glee/グリー」(2009-2015)や「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」(2012-2019)など多くのドラマで監督を経験。またミュージック・ビデオの監督としても活躍し、これまでにマライア・キャリー、プリンス、ジャスティン・ビーバー、リアーナといったそうそうたるアーティストの作品を手掛けている。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
Sanaa Hamri

イギリスの著名なドラマ監督であるフーパーは、Netflixドラマ「サンドマン」(2022-)や「ウィッチャー」といった人気シリーズのエピソードを監督。2014年には「Our Gay Wedding: The Musical(原題)」で英国アカデミー賞(BAFTA)にノミネートされた。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
Louise Hooper

J・R・R・トールキン著『指輪物語』に基づく「力の指輪」は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の遥か数千年前を舞台に、中つ国の‟第二紀”に迫る壮大な物語。現在イギリスで撮影中のシーズン2では、アダル役の後任を含む新キャスト15名を迎えることが発表されている。

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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