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『時計じかけのオレンジ』マルコム・マクダウェル、『スタートレック ジェネレーションズ』監督と再タッグへ ─ 呪われた家に招かれた画家役

マルコム・マクダウェル
Photo by Jeremy Emerman https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Malcolm_McDowell.jpg

『時計じかけのオレンジ』(1971)などで知られる俳優マルコム・マクダウェルが、新作ホラー映画『The Benefactor(原題)』で主演を務めることがわかった。監督を務めるのは、『スタートレック ジェネレーションズ』(1994)にて仕事を共にしたデヴィッド・カーソンだ。米Deadlineが報じている。

『The Benefactor』は、過去に名を馳せた一人の画家を主人公にした作品。妻の死後、画家は作品制作の為に招聘された家に住むことに。しかし、彼は次第に家が呪われているという現実と向き合わなければならなくなる。恐怖に怯える中、同時に彼を狂気に駆り立たせている正体が、幽霊だったことに気付くが……。脚本は本作が初長編作となるマーク&アンナ・カサデイが担当する。

『時計じかけのオレンジ』で暴力的な主人公アレックス役を圧倒的な憑依力で、世間に強烈な印象を残したマルコム・マクダウェル。近年では、世界が騒然した全米最大のテレビ局のセクハラ騒動を暴いた『スキャンダル』(2019)にて、実業家ルパート・マードック役を怪演し、再び世間に強烈な印象を残したことも記憶に新しい。

一方のデヴィッド・カーソン監督は、『スタートレック ジェネレーションズ』のようなSF作品に限らず、超能力を持ってしまった少女の悲劇を描いたテレビ映画版『キャリー』(2002)など、ホラー作品の経験も持つ。豊かな経験と実力に満ち溢れた二人が織り成す、“恐怖の映画”に注目せずにはいられない。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。