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「マンダロリアン」シーズン1、全話あらすじまとめ ─ 『スター・ウォーズ』初の実写ドラマを堪能しよう

マンダロリアン
© 2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」が、Disney+(ディズニープラス)で全話配信中だ。

『スター・ウォーズ』のファン必見のシリーズであることは言わずもがな。ファンならずとも、『スター・ウォーズ』ならではのSF要素と西部劇要素が融合する魅力があり、「宇宙版『子連れ狼』」とも評されている、要注目のシリーズだ。

この記事では、「マンダロリアン」の全話あらすじを総ざらい。ドラマを見進めながらのガイドとして役立てて欲しい。

「マンダロリアン」おおまかなあらすじ

マンダロリアン
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帝国の崩壊から約5年後、ファースト・オーダーが台頭する前の物語。この時代の銀河には中央政府が存在せず、始まったばかりの新共和国の法も銀河の辺境の開拓星には届かない。人々は自分の身は自分で守るしかなく、無法者たちは誰からも干渉されずに独自のルールで生きている。そんな時代にバウンティハンター(賞金稼ぎ)として生きる一匹狼の凄腕ガンファイター、マンダロリアンは、T字型バイザー付きマスクに象徴される惑星マンダロアの戦士のアーマーに身を包み、誰も寄せ付けないほどの圧倒的な強さを誇っていた。

ある日マンダロリアンは、バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガからある高額な報酬の仕事を依頼される。その仕事とは、ある標的を連れてくること。早速、目的地に向かったマンダロリアンだったが…。

第1話「マンダロリアン」

マンダロリアン
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物語の舞台は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)後、帝国軍が崩壊した世界。

惑星ネヴァロ。一匹狼の賞金稼ぎであるマンダロリアンは、グリーフ・カルガに斡旋され、とある「獲物」を生きたまま捕らえるよう依頼される。「獲物」の実態は隠され、渡されたのは追跡装置と「獲物」が50歳という情報のみ。マンダロリアンは前金として受け取ったベスカーを元手にアーマーの肩当てを入手。「獲物」がいるという惑星アルバラー7に赴き、アグノートの農民クイールに、同じような賞金稼ぎが何人も来たが全員死んだと告げられる。

マンダロリアンは、賞金稼ぎのドロイドIG-11と共にキャンプに侵入。激しい銃撃戦の末、ついに目にした「獲物」の正体とは……?

エピソード監督はデイブ・フィローニ。

第2話「ザ・チャイルド」

マンダロリアン
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マンダロリアンは、「獲物」を確保して戻る途中、3人の賞金稼ぎに襲われるも無事に撃退する。ところが、この3人も同じ「獲物」を追う者たちだった。しかも船に戻ると、ジャワたちが船のさまざまなパーツを盗んで持ち去っており、マンダロリアンはエンジンも始動できなくなってしまう。

マンダロリアンはアグノートに協力してもらい、ジャワとの交渉に出向いた。ジャワたちからパーツ返却の条件として提示されたのは、ある動物の卵を取って来ること。しかし、その動物とは巨大な角を持つ猛獣だった。猛烈な死闘を繰り広げる中、マンダロリアンに思わぬ助けが入る。

エピソード監督はリック・ファミュイワ。

第3話「罪」

マンダロリアン
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報酬を元手にアーマーを修理し、次の仕事を求めにブローカーのグリーフ・カルガの元を訪れたマンドーはザ・チャイルド(ベビーヨーダ)のその後を尋ねるが、解答は得られなかった。この世界では、“荷物”の詳細を尋ねるのは規定違反とされ、タブーなのだ。

これまでの道のりを共にし、ザ・チャイルドに情が湧いた様子のマンドーは、ストームトルーパー達が待ち構えるクライアントの元へ乗り込んで行く。ガジェットを駆使しながら、マンダロリアンならではの戦闘スキルでストームトルーパー達を圧倒するマンドーだが、大勢の賞金稼ぎに追い詰められてしまう。万事休す、孤立無援の戦いとなり諦めかけた次の瞬間……。

エピソード監督はデボラ・チョウ。

第4話「楽園」

マンダロリアン
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追っ手から逃れる為にザ・チャイルドと共に僻地の惑星に来たマンドーは、旧知の元軍人キャラ・デューンが居るのを目にする。

争いを避けるため出て行こうとするマンドーだったが、地元民から村を侵略者から守ってほしいと依頼される。報酬は少なかったが、隠れ家を探していたマンダロリアンは依頼を受け、キャラ・デューンも誘って村に向かう。だが、そこで敵が帝国軍の兵器AT-STまで備えている事を知り、勝ち目は無いと思ったマンドーたち。一時は依頼を断ろうとしたが、村人たちに懇願されて再び作戦を練って戦う事に。その一方で、ザ・チャイルドを狙う新たな賞金稼ぎの気配もすぐそこまで忍び寄っていたのだった。

エピソード監督はブライス・ダラス・ハワード。

第5話「ガンファイター」

マンダロリアン 第5話
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宇宙空間での戦闘で船にダメージを負った主人公マンドーは、ファンおなじみの惑星タトゥイーンに着陸する。

メカニックのペリに修理を頼んだが費用が足りず、仕事を探しに酒場へ向かう。そこでトロという若者賞金稼ぎから自分の初仕事の助っ人を頼まれる。ターゲットは凄腕の殺し屋フェネック。マンドーはザ・チャイルドをペリに預け、トロと共にフェネックを追う事に。

一度は狙撃されるものの見事な連係プレーでフェネック確保に成功するが、運ぶ乗り物が2人分しかなかったため、マンドーは単身乗り物を探しに行く。

その戻りを待つ間、フェネックの話からマンドーとザ・チャイルドが高額な賞金首であることに気付いたトロはフェネックを射殺、ザ・チャイルドがいるマンドーの船へ向かう。乗り物を確保して戻ったマンダロリアンはフェネックの死体を見て全てを察し、船に向かうのだったが……。

エピソード監督はデイブ・フィローニ。

第6話「囚人」

マンダロリアン
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昔の仕事仲間ランの依頼で、マンドーは商売敵に捕まったというランの仲間の救出に向かう。しかしランが集めたチームと共にマンダロリアンが向かった先は、新共和国軍の監獄船だった。

チームの一人であるドロイドのゼロとザ・チャイルドを残してマンドーとチームメンバーは監獄船に侵入することに。船内のドロイドたちや兵士との戦いの末、囚われていたランの仲間を救出出来たが、逆にマンドーが監房に閉じ込められてしまう。機転を利かせて何とか監房を脱出したマンダロリアンだったが、今度はザ・チャイルドの価値に気付いたチームメンバーたちから追われ……。

エピソード監督はリック・ファミュイワ。

第7話「罰」

マンダロリアン
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ギルドのリーダー、グリーフ・カルガ生きていた。カルガからクライアントを抹殺する話を持ちかけられたマンドーは、次々と差し向けられる追っ手からザ・チャイルドを守る為にはそうするしかないと考え、キャラ・デューンも誘って計画に乗ることに。アグノートも誘おうと訪ねると、そこには以前ザ・チャイルドを殺そうとし、マンダロリアンが打ち倒したIG-11の姿が。表情も読めない不気味なドロイドとして現れるIG-11の姿に緊張が走るが、実はアグノートがひそかに修理して手伝いドロイドにプログラムし直していたのだった。

3人の賞金稼ぎを従えたカルガとも合流したマンドーたちだったが、町に向かう途中で空飛ぶ猛獣に襲われてカルガは瀕死の状態に。果たしてカルガは助かるのか。そしてマンダロリアン達を待ち受ける、元帝国軍高官のモフ・ギデオンとは一体。

エピソード監督はデボラ・チョウ。

第8話「贖罪」

マンダロリアン
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モフ・ギデオンのトルーパー軍にクライアントを殺され、ザ・チャイルドも奪われたマンドーたちは建物内に閉じ込められる。そこに予期せぬ助っ人が駆けつけ、建物を包囲していたトルーパーたちを次々に倒していく。

マンドーもブラスターを奪ってに戦うが、モフ・ギデオンの攻撃で重傷を負ってしまう。負傷しながらも下水道から逃げて溶岩の川に辿り着くが、その先でも大勢のトルーパーが待ち構えていた。

タイ・ファイターによる攻撃も受け、絶対絶命のマンドーがついにあのアイテムを装着して応戦。果たして、マンドーが選んだ道とは。

エピソード監督はタイカ・ワイティティ。

「マンダロリアン」舞台裏を描くドキュメンタリー
「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」

「マンダロリアン」脚本・製作総指揮のジョン・ファヴローがホストを務めるシリーズ。全8話構成で、ドラマのさまざまな側面を掘り下げていく。

テーマとなるのは、作品の製作プロセス、創造主ジョージ・ルーカスから継承したもの、出演者の役づくり、最先端のテクノロジーのほか、世界観を支える美術・小道具・特殊効果・クリーチャー・音楽などを手がけたスタッフたち、そして『スター・ウォーズ』シリーズとのリンク。

これらを多彩なメイキング映像やインタビュー、未公開映像、ファヴローの司会による座談会などで紐解くというから、まさに見どころたっぷりだ。Disney+で、「マンダロリアン」本編と合わせて配信中。

「マンダロリアン」主要キャラクター

マンダロリアン/マンドー(ペドロ・パスカル)

マンダロリアン
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物語の主人公マンダロリアンは、謎に包まれた一匹狼のガンファイター。その顔はT字型バイザー付きマスクの下で見えず、ブラスターでも貫通不可能なベスカー合金のアーマーを身に纏っている。ペドロ・パスカルは役作りとして、クリント・イーストウッドの『荒野の用心棒』シリーズの「名無しの男」からインスピレーションを受けたという。その結果出来上がったマンダロリアンは、西部劇と日本の“侍“が融合した、「振り向きもせず、姿勢も崩さずに、ストームトルーパーを正確にブラスターで撃つことができる凄腕のガンマン」だ。

吹替を担当するのは、映画「スター・トレック」ジェームズ・T・カーク役や「アンストッパブル」などでクリス・パインの吹替を担当し、海外ドラマやアニメでも出演作多数の実力派・阪口周平。「プロの賞金稼ぎであるマンドーには善も悪もない。そこがいい!でも、とあることをキッカケに芽生える人間味。そこがまたいい!」とコメントしている。

キャラ・デューン(ジーナ・カラーノ)

マンダロリアン
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銀河内戦を生き延びたベテランの兵役経験者だが、今では社会復帰できない“はみ出し者”として生きているキャラ・デューンは、元反乱軍のショック・トルーパー。百戦錬磨の戦闘員で、軍隊で学んだスキルを頼りに傭兵として自身を変え、新しい人生を築いていく。演じるのは、『デッドプール』(2016)エンジェル・ダスト 役でもお馴染み、格闘家で女優のジーナ・カラーノ。スタントマン無しの豪快なアクション・シーンは必見だ。日本語吹替は鷄冠井美智子。

グリーフ・カルガ(カール・ウェザース)

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『ロッキー』シリーズのアポロ・クリード役で知られる名優カール・ウェザースが演じているのは、バウンティハンター(賞金稼ぎ)・ギルドのリーダー、グリーフ・カルガ。高額の仕事にふさわしい傭兵を探している際に、主人公マンダロリアンと出会い“ある仕事”を彼に紹介する。日本語吹替は楠見尚己。

アグノート(ニック・ノルティ)

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『エンド・オブ・ステイツ』(2019)爆弾じじい役も記憶に新しいニック・ノルティが声優として演じたのは、常に眉をひそめたアグノート。奴隷の生活から遠く離れて平和で静穏な暮らしを望んでいる現地民で、荷役用の動物“ブラーグ”にまたがっている彼は、小柄ながら侮れないキャラクターとして描かれている。日本語吹替は堀越富三郎。

IG-11(タイカ・ワイティティ)

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映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)タイカ・ワイティティ監督が声を担当した暗殺ドロイドIG-11は、バウンティハンター・ギルドに仕えるようにプログラムされているプロの殺し屋。米The Hollywood Reporterは「マンダロリアンとIG-11は(「明日に向かって撃て!」の)ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドを髣髴とさせる名コンビだ」と絶賛しており、主人公マンダロリアンとのバディぶりが期待される。日本語吹替は上田燿司。

スター・ウォーズ シリーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」(全8話)は、Disney+で全話独占配信中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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