『ハリー・ポッター』の大人ファンはそろそろ卒業するべき? ─ スプラウト先生役が持論「子ども向けのものですよ」

『ハリーポッター』シリーズにて、ポモーナ・スプラウト役を演じたミリアム・マーゴリーズは、今日まで続くシリーズの絶大な人気に、とある懸念を抱いているようだ。ニュージーランドの公共放送1Newsのインタビューにて明かしている。
シリーズ第1作『賢者の石』(2001)から20年強、またシリーズ完結より10年以上経った現在も世界中のファンに支持されている『ハリー・ポッター』シリーズ。第2作『秘密の部屋』(2002)と完結作『死の秘宝 PART2』(2011)に登場したスプラウト先生はホグワーツ魔法魔術学校で薬草学を教える教授で、ハッフルパフの寮監。危険植物のエキスパートとして頼もしい存在だったマーゴリーズは、今も『ハリー・ポッター』シリーズに熱中する大人のファンたちに「心配しています」「そろそろおしまいにしてもいいのでは」と持論を述べている。
「だって25年も前ですよ。子ども向けのものだと私は思っているですんよね。ハマり込んで動けなくなっているんですよ。私が出演していたと言うと、『ハリー・ポッターをテーマにした結婚式をしました』と言う人がいたんですが、彼らの楽しい初夜はどうなるのかしら?って思いましたよ。考えたくもありません。」
マーゴリーズは2023年6月にもVogue UKのインタビューにて、「『ハリー・ポッター』シリーズの一部になれたことはとても光栄で、たくさんの人と出会えたことも非常に楽しんだ」と前置きした上で、「若い世代と比較すると、自分にとってはそこまで意味のあるものではない」とシリーズへの結びつきや思い入れの違いを語っていた。この度のインタビューでも「『ハリー・ポッター』シリーズは素晴らしく、参加できたことはとても光栄です。でも終わったことですよ」と改めて自身のスタンスを強調している。
マーゴリーズが言う通り、『ハリー・ポッター』の原作小説はジャンルとしては児童文学に分類されるものだ。しかし、『ハリー・ポッター』に限らず、子ども時代にハマったシリーズを大人になっても追い続けたり、変わらぬ熱量で愛することは映画やドラマのファンにはよくあること。マーゴリーズの弁は意見が分かれるところかもしれない。
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Source:1News